大村はまの会話の秘訣

大村はまの会話術
現役の国語教師として活躍した大村はまさんは、子供の心を開く方法は?と聞かれたときに、「最初に私から一方的に話しかけるのよ。その上で、生徒が話し始めたら、私は口をつぐんで、聞き役にまわるようにしているの。そうして聞いていると、だんだんと話をしてくれるようになるわよ」と生前のラジオ番組で答えていました。大村はま『教えるということ』(ちくま文庫)なども、よく書かれている本です。国語教育に大きな影響を与えた大村はまの存在は、これらも現役の教員に継承されてほしいと思います。