2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

医学的グラフォロジー

医学的グラフォロジー 「筆跡は脳跡」 文字を書く・・大脳の働きに関係 大脳の一部(頭頂葉にある視覚性言語中枢)で文字がイメージされ、記憶プログラムの中から引き出される。 →前頭葉にある運動性言語中枢に伝達され、腕の筋肉に命令 →書字ウィルヘルム・…

犯罪学的グラフォロジー

犯罪学的グラフォロジー 【アメリカ】 「犯罪者プロファイリング」 1970代のアメリカ・FBI 過去のデータを基に、犯行を行動科学的に分析し、犯人の人格特徴や行動特徴を推定する手段(犯人像の推定) (基礎の仮説) ○特定のパーソナリティ・特徴を持つ人は…

武士のことば2

【武士の決まり文句】大義である・・ご苦労さん まかりある・・「有る・居る」の丁寧語 物申す・・抗議する おさおさ―打消・・めったに―ない 御光栄・・「来る」の尊敬語 ちょこざいなり・・なまいきな やくたいもない・・役にも立たない ぜひもない・・やむ…

武士のことば1

武士のことば大義である・・ご苦労さん まかりある・・「有る・居る」の丁寧語 物申す・・抗議する おさおさ・・めったにない 御光栄・・「来る」の尊敬語 ちょこざいなり・・なまいきな やくたいもない・・役にも立たない ぜひもない・・やむをえない 慮外…

筆跡の形成

【筆跡の形成】(経年変化) 1小学生 個性が未確立なため、筆跡個性も未確立。 2中学生 個性の確立、筆跡個性も表れてくる。流行文字は除く。 3成人 個性も筆跡個性もかなり明確になってくる。 4青年期・壮年期 一般に30歳前後で一生涯に通じる筆跡となる。 …

性格の三層構造

【性格の三層構造】 気質・・生まれながらのもの。遺伝的要素。 性格・・0から3歳までにつくられるもの パーソナリティ・・3歳ごろから現在までにかけてつくられたもの

フランスでの筆跡の地位

フランスでは、筆跡心理学者・筆跡診断士は国家資格に匹敵する権威ある職業である。企業の80%以上が、人事や採用の際に何らかの参考にしている。大学によっては教養課程で筆跡心理学を学べ、また、進路指導・人生相談などのカウンセリングに活用されている。

海外の筆跡心理学の歴史

【海外の筆跡心理学の歴史】 ヨーロッパでは、近代に入ってからフランスのミション(1806−1882)が1857年に『筆相学大系』を著し、1896年にハンス・ブッセはドイツ筆相学協会を設立し、クレペリンは筆圧計を作りました。こうして筆跡学は発展し、犯罪捜査に…

日本の筆跡診断の歴史

【日本】大正末期から筆跡が研究され始める。 1呉秀三(精神医学者) 日本人の筆跡を科学的に分析 精神病者の筆跡特徴を研究2黒田正典(心理学者)・町田欣一(警視庁科学検査技師) 筆跡とパーソナリティとの関係性を肯定3森岡恒舟(東京大学文学部心理学科…

筆跡

「書は人なり」と言われます。文字には人の性格や深層心理が反映されます。フロイトの考えにあてはめると、「無意識の世界が人間の何気ない行動や文字をコントロールしている」ということができます。基本的に性格(パーソナリティ)は変えることができるの…

対処行動・表出行動

「対処行動と表出行動」 対処行動 表出行動 目的・動機がある 目的・動機がない ある直面における必要と状況により決定 より深い個人のあり方を反映 自分で制御しやすい 自分で制御しにくい 意識的 無意識

筆跡判断法

クレピュー・ジャマン(仏)『筆跡と性格』の筆跡判断法 【形態】 角ばったもの・・かたさ 丸みがある・・柔らかさ わざとらしい・・自発性の欠如 習字的・・平凡 糸状のもの・・了解不能性 閉鎖的・・ひかえめ 単純化したもの・・教養 【大きさ】 のびのび…

家庭の幸福(墓相の視点)

家庭の幸福 1家中が明るく、健康で話し合いのできる家庭であること。 2世の中の好不況を問わず、家庭経済がしっかりとしていること。 3立派な相続者がおり、不良児や反逆者が出ないこと。 4自分を中心として三代(祖父母・子・孫)の血のつながりを味わうこ…

仏壇の位置について

○仏壇は、その家の先祖代々の霊位を位牌にして祀る家庭内の墓の遥拝所。東南か東向きになるようにすると説明されるが、諸説ある。 1西方浄土説 西方浄土に向かって拝むために、西の位置に仏壇を置く(東向きにする)。あるいは、仏壇を東の位置に置き、仏壇…

『古今集遠鏡』その3

このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに 巻九・羈旅・四二〇此の所の旅は御供ゆえ、ぬさも得用意致さなんだ。其れ故、神は御心まかせにと存じて、即ちこの山の紅葉の錦をそのままで手向けまする。山里は 冬ぞさびしさ まさりける …

『古今集遠鏡』その2

君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ 巻一・春上・二一そこもとへ進ぜうと存じて、野へ出て此若菜を摘んだが殊の外寒い事で、袖へ雪がふりかかつて、ほとほとなんぎを致してつんだ若菜でござる。立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる …

『古今集遠鏡』その1

奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき 猿丸大夫 巻四・秋上・二一五秋は総体悲しい時ぢやが、其秋の内では又どういふ時がいつち悲しいぞといへば、紅葉ももう散って仕舞うた奥山で、その散った紅葉を鹿が踏み分けて歩いて鳴く声を時分が…

荘子の思想

2荘子 老子は、実在の人物でなかったともいわれるが、荘子は紀元前4世紀ごろ実在したとされる。荘子はとらわれのない自由な精神を徹底させた。王様が、彼に宰相になってくれと頼んでも放置した。最愛の妻が亡くなったとき、「生も死も本来一緒だったのだ」と…