2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

辞書の発達

辞書の発達1.古辞書 室町時代の末、慶長年間(1596−1615)までのものを指すことが多い。古くは僧侶や学者が経典や漢籍を解釈したり、注記を付したりするもので、利用層も一部の知識階級に限られていたのに対して、時代が下るに従い、識字層も広がり、通俗辞…

代表的な古辞書

時代別の代表的な古辞書上代の辞書 『篆隷万象名義』空海・・『玉篇』にもとづいて反切や漢文の注を付したもの。中古の辞書 『新撰字鏡』昌住・・漢和辞典b 『和名類聚抄』源順・・和訓を付したものa 『類聚名義抄』・・漢和辞典。観智院本には、和訓、声点…