2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

プラネットセラピーについて

○プラネット・セラピーについて症状別・惑星活用法 西洋心理占星術のプリンスと呼ばれている、鏡リュウジ氏は占星術の立場から、「プラネット・セラピー」を提唱しています。つまり、西洋占星術の惑星の波動を活用したものです。次のようなときに、それぞれ…

文学療法

○名作からの贈り物〜文学療法について名作といわれる詩や文学をグループで読み、人間の心の根にあるやさしい心を甦らせる「文学療法」を、元聖心女子大学教授の鈴木秀子氏が提唱しています。文学作品は長い年月沢山の人に読みつがれて命をたたえ、生き抜いて…

読書日記2010.06.07-清水好子『紫式部』

おはようございます。 このところ、名著といわれている清水好子著の『紫式部』(岩波新書)を古本で取り寄せて、電車の中で読んでいました。『紫式部集』を軸に展開した「紫式部」論になっており、古い本ですが一読の価値が十分にあります。『源氏物語』の作…

呪術・祈り・まじないの効果

「呪術・祈り・まじないの効果」 加持祈祷や護摩焚き、お守りなどは、迷信とも考えることはできますが、実は有効なのです。手相にしても、プラス思考でいるほうが手相はよくなります。そのプラス思考をもたらすのが、加持祈祷・密教呪術・お守り・人形といっ…

「代える」「換える」「替える」

「代える」「換える」「替える」 「代える」「換える」「替える」という表記があります。用例をみてみると、 ○書面をもって挨拶に代える。 ○命には代えられない。 □投手を替える。 ▽物を金に換える。 ▽バスを乗り換える。 ▽名義を書き換える。 などとなりま…

「越える」と「超える」

「越える」と「超える」 「こえる」には、「越える」と「超える」という表記があります。例文をみてみると、 「越える」ある場所・地点や物の上を通り過ぎて向こうへ行く意。 ○山を越える ○県境を越える ○年を越える 「超える」決まった分量を過ぎてその先へ…

運・鈍・根−成功の三要素

「運・鈍・根」−成功の三要素 研究や大事業の成功に必要な要素として、日本では昔から「運(うん)・鈍(どん)・根(こん)」ということがいわれています。「運」とはまさに「チャンス」「幸運」のことで、全力を尽くしたときに運をつかむことができるというもの…

大隈重信の125歳天寿説

「大隈重信の125歳天寿説」 大隈重信は、「成長期にかかる年数の5倍は生きる」としました。そして、人間は25年かかって成長を終えるので、25×5で、「人間は125歳まで生きられる」と述べました。この「125歳天寿説」はフランスの生理学者の述べた説をもとにし…

日本語訳の上手な予備校の英語講師

○日本語訳の上手な予備校の英語講師 以前、ブログで伊藤和夫氏のことを書きました。その後、ご意見などもあったので、加筆して再掲いたします。 英語力と日本語力との対応で考えたとき、日本語訳の英語の講師として、受験の業界ですぐに私の頭に浮かぶのは、…

猪(いのしし)の話

「猪の話」 十二支には「猪(いのしし)」が入っていますね。中国では現在は「猪」ではなく、「豚」になっています。食文化の研究では、「猪が退化したものが豚」「狼が退化したものが犬」という説もだされています。「猪」は「山鯨(やまくじら)」と呼ばれ…

鯨の話

「鯨の話」 鯨は生物学的には哺乳類ですが、日本人は魚類として扱ってきました。鯨を一頭捕まえるとたくさんの食料になるので、必要最小限だけ捕獲して感謝を捧げて食べていました。紀伊半島のあたりは特に盛んな鯨の漁場でした。それが一気に変わったのはペ…

古文文法の攻略

こんばんは。今回は、古文文法の攻略のための参考書を紹介します。古文の読解のためには、古文は必要最小限の文法が必要です。なぜなら、古文単語のうち、約半数は助動詞・助詞であるというデーターがでているからです。「古文には文法はいらない」というの…

『源氏物語』を学ぶこと

こんばんは。今年から、日立のヨークカルチャーで『源氏物語』の講座をはじめました。今日は、その講座だったのですが、やはりある程度の予備知識があったほうが、講座を理解しやすいといえます。そこで、『源氏物語』を理解するための参考図書を紹介してお…

曼荼羅

曼荼羅には不思議な魅力があります。大日如来を中心に、宇宙を示しています。私は初めて曼荼羅をみたとき、たいへん引き込まれました。 神秘的なものは、否定してはいけないと思います。否定する方は、傲慢不遜な人が多いものです。一流の方は、みな肯定する…

紫式部について

「紫式部」 紫式部は、本名は未詳で、生没年は未詳です。宮仕えの頃は、「藤式部」とも呼ばれました。「紫式部」の名前は、『源氏物語』で「紫の上」を描いたことに関連があるようで、藤原公任に「わか紫やさぶらふ」と問われたことに由来するようです。「式…

中村天風の色紙

カルチャーの受講生の方から、中村天風の色紙をみせていただきました。 作家の宇野千代のように「うつ病」的な方を復帰させたパワーを感じとりたいですね。

人間学のすすめ

○人間学のすすめ 死んでからあの世に持っていけるのは、「学問」「芸術」「信仰心」の三つだといわれます。ところが、「学問」は大きく考え方が変わってしまっています。現在では、学問は「人文科学」「社会科学」「自然科学」の三つから成り立つとされてい…

森信三の健康法

「森信三の健康法」 哲学者で教育学者の森信三(もりのぶぞう)氏は、『修身教授録』と『人生二度なし』という名著があります。『人生二度なし』には健康法について書かれています。まとめると、次の三つになります。 ○食べるときは、30回から50回は噛む。 ○腰…

年号改元の理由

おはようございます。今回は、古典の世界で行われる年号改元の理由について分類してみました。「年号改元の理由の分類」 ○代始改元(だいしかいげん) 天皇の即位によって改元。 ○祥瑞改元(ずいしょうかいげん) 珍しい現象、めでたい現象がおきたときに改…

『万葉集』の影響を受けた歌人

○『万葉集』の影響を受けた歌人 『万葉集』は、近代に入って正岡子規によって再評価されて現在にいたっています。「ますらをぶり」の歌風は、心情を率直に表現しています。『万葉集』の影響を受けた代表的な人物をあげてみます。(鎌倉) 源実朝 (江戸) 賀…

吉田松陰の筆跡

幕末の吉田松陰の筆跡です。下の写真は、処刑前日なので急いでいて、荒れていますね。29歳での死が惜しまれます。あれほどの短期間に多くの人材を育成したことは、驚嘆します。さまざまな評伝がありますが、船井幸雄『一粒の人生論』は、また違った視点で面…