2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

IQとEQ

IQ・EQ・SQについて○IQ(知能指数)・ISS(知能偏差値)について ビネー式・・精神年齢(MA)÷生活年齢(CA)×100 ※児童向け ウェクスラー式・・言語性検査+動作性検査 ※成人向け(言語・動作・全体性)知能段階 ウェクスラー式IQ この段階の割合 非常に優…

狂言と謡曲

(中世の口語資料) 一太郎冠者 「これはいかなこと。もつてのほかのご機嫌ぢや。今よう見れば、これは、お台所にたくさんな傘(からかさ)ぢや。アア身共(みども)はそさうなことをした。これはまづ何(なん)としたものであらうぞ。さすが都の者ぢや。ぬかば唯(…

谷崎潤一郎と直木三十五の句読点

〈感覚的に用いた句読点の例〉谷崎潤一郎『春琴抄』 おしやべりをしないから邪魔にならぬからといふのが果たして春琴の真意であつたか佐助の憧憬の一念がおぼろけげに通じて子供ながらもそれを嬉しく思つたのではなかつたのか十歳の少女にさういふことは有り…

標準語の成立

(口語文の成立から改革へ)Ⅰ 口語文の成立 二葉亭四迷・・「だ調」 山田美妙・・「です調」 尾崎紅葉・・「である調」 Ⅱ 口語文の完成 自然主義(客観描写) 泉鏡花 夏目漱石(学者と作家の文体統一) 森鷗外(学者と作家の文体統一) Ⅲ 口語文の進展 白樺…

近松の言説

近松の言説―穂積以貫『難波みやげ』― ○文句にてには多ければ、何となく賤しきもの也。然るに無功なる作者は文句をかならず和歌あるひは俳諧などのごとく心得て、五字七字等の字くばりを合さんとする故、おのづと無用のてには多くなる也。たとへば、年もゆか…

句読点の活用

【句読点の活用法について】A句読点の活用法について1.句読点の使用・・江戸時代ごろから 2.句読点の機能 a.休止の機能 b.論理の明確化 3.句読点の研究・・権田直助『国文句読考』(主に文語文に適応させたもの) a.明治39年2月の文部省大臣官房調査課草案の…