




今年の和洋女子大の書道講座が無事におわりました。
たくさん書きました。
一流の書道の先生方からご指導いただき、ありがたいことです。





今年の和洋女子大の書道講座が無事におわりました。
たくさん書きました。
一流の書道の先生方からご指導いただき、ありがたいことです。
『美味しんぼ』にも登場する、50年ぶりに解禁になった最高級のナガスクジラの尾の身をいただきました。
とろけるような食感で、美味でした。
学校給食のように竜田揚げやベーコンでは、生の良さが味わえないので、クジラの良さは伝わりにくいですね。

初めて、「国酒禊」という日本酒🍶を飲みました。
美味ですね。限定のため、入手が難しいようですね。


江戸前寿司🍣とはなんでしょうか?
江戸湾の魚🐟で、赤シャリ、四カンという定義がされていますが、これは関東大震災で変わってしまったようです。
手間暇という意味では、小肌、穴子、車海老が寿司職人の腕の見せどころですね。
あと刺身のときの山葵も上等なので、醤油に混ぜないで、その都度、刺身に山葵をつけるのが江戸前の楽しみ方でしょうね。
「話しことば」と「書きことば」
1.「話しことば」と「書きことば」
a.話しことば・・口語体。音声言語。アクセント・イントネーション。
話しことば的・・インタビューの記事・エッセイ・広告など。
b.書きことば・・文章体。文字言語。表記や符号。「だ・である」体。
書きことば的・・講演・演説など。
c.「話しことば」と「書きことば」の連続性・・LINE・Chat(打ちことば)・
漫画のセリフなど
2.話しことばの条件
a.対人性が強い・・話し手と聞き手が物理的に同じ空間にいること。
だ・です・ます・よ・ね
b.現場性が強い・・話し手と聞き手がその場で対面していること。
または対面している意識が強いこと。
主語の省略・指示語の多用。
c.即時性が強い・・話し手と聞き手があらかじめ予測できず、相手とのやり取りの中で談話が進んでいくこと。乱れた文・フィラー。
d.音声情報・線条性・・一回性のもので再現や取り消しができないこと。
e.規範性が弱い・・んだ・じゃ・のだ・では・れる・られる
3.話しことばの特徴・・『日本語学キーワード事典』(朝倉書店)・・
1.アクセント・イントネーション・プロミネンス・ポーズが大きな役割を果たす。
2.意思伝達に際し、声のトーン・話し手の表情・場面の雰囲気など非言語要素に大
きく依存する。
3.「ええと」「その」などのつなぎ言葉(フィラー)が多い。一般に、会話のとぎれる時間が生まれたとき、相手とコミュニケーションをとる意志のあることを示すために用いられる。
4.語彙は日常生活になじみのあるものが選択され、難解な印象を与える語は敬遠さ
れる。
5.相手との人間関係に応じて、俗語や位相語(職業や隠語など)が使用される。女
性語も登場する。
6.語彙に縮約形が用いられる(してしまって→しちゃって等)。相手との人間関係に応じて、使用頻度が左右される。
7.格助詞のガ格、ヲ格の省略が多く見られる。
8.話し手の主観を示す感動詞・終助詞・間投助詞が多用される。
9.文構造が比較的単純である。一つ一つの文が短い傾向がある。ただし、一文の長さは短いとは限らず、接続助詞の多様などで冗長になることもある。
10.文の成分の順序が変更されることが多く、省略や倒置表現、文法的に不整合な文
も見られる。
11.相手との人間関係に応じた待遇表現が選択される。
12.談話展開に論理性を欠くことが多い。同じ文の反復や言い換えなどが頻繁に起こ
る。
13.言いさしの文で終わることが多い。
14.動詞の連用形で文を中止することはほとんどない。
15.指示語を用いることが多い。
16.敬語がよく用いられる。
17.漢語の用いられることが少ない。
18.文語的漢文的翻訳的な要素は少ない。
4.「文語」と「口語」
a.文語・・『源氏物語』など平安時代に書き記された文章を基盤とするもの、あるいは漢文訓読を基盤とするもの。
b.口語・・明治時代の言文一致運動で形成されて以来、展開しているもの。
(口語文)
三遊亭円朝『牡丹燈籠』・・落語の速記
二葉亭四迷「だ調」・・『浮雲』
尾崎紅葉「である調」・・『多情多恨』
山田美妙「です調」・・『胡蝶』
嵯峨の屋おむろ「であります調」「でございます調」・・『初恋』
cf.であるんであります(大隈重信)
5.口語文法
ロドリゲス(1604-1608)『日本大文典』
ブラウン(1863)『Colloquial Japanese』
ホフマン(1868)『A Japanese Grammar』
アストン(1869)『A SHORT GRAMMAR of THE Japanese Spoken Language』
チェンバレン(1888)『A HANDBOOK OF COLLOQUIAL JAPANESE』
松下大三郎(1901)『日本俗語文典』
山田孝雄(1922)『日本口語文法講義』
三尾砂(1942)『話し言葉の文法』
文科省(岩淵悦太郎執筆1944)『中等文法 口語篇』
6.文体の種類
a.文章様式・・漢文体・漢文訓読体・記録体・候文体・宣命体・和漢混淆文体・和文体・近代口語文など。
b.作品別・作家別
『枕草子』と『源氏物語』・「能」(文語・悲劇)と「狂言」(口語・喜劇)
「抄物」(講義録)・『日葡辞書』(口語)
近松門左衛門(会話のセリフ)・井原西鶴(曲流文)・松尾芭蕉(雅俗折衷文)
式亭三馬(会話文)・為永春水(会話文)
谷崎潤一郎(一文が長い)・芥川龍之介・志賀直哉(一文が短い)など。
c.ジャンル別・・物語・小説・日記・手紙・新聞・公用文など。
(参考文献)
小池清治他(1997)『日本語学キーワード事典』朝倉書店.
日本語教育学会編(2005)『新版 日本語教育事典』大修館書店.
日本語文法学会編(2014)『日本語文法辞典』大修館書店.
三尾砂(1942)『話し言葉の文法』くろしお出版.
【参考資料1】フィラー(言い淀み・埋め草・無意識の心的操作方式)・・頭の中で処理・・
1.えーと・・演算方式確保
2.あのー・・言語編集
3.そのー・・言語再編集
4.まあ・・話すことをまとめあげる
cf.大平正芳
【参考資料2】プレゼンテーションで参考にされる人々
キング牧師・ジョブズ・ケネディ・レーガン・オバマ
田中角栄・中曽根康弘・小泉純一郎・孫正義
向田邦子さんのエッセイで猿🐒を食べた内容が書かれていました。
猿の肉は
淡白な味なので、ワサビ醤油がよいと思います。
日本語の「辞書」の発達
1.古辞書
室町時代の末、慶長年間(1596-1615)までのものを指すことが多い。古くは僧侶や学者が経典や漢籍を解釈したり、注記を付したりするもので、利用層も一部の知識階級に限られていたのに対して、時代が下るに従い、識字層も広がり、通俗辞書と呼ばれる庶民が利用するための辞書が多く作られるようになってきている。
(引き方)
字形から引くもの
音声から引くもの
(分類)・・漢字漢語の辞書と国語の辞書とがあるが、中国の辞書にならって三種類のものを作成してきた。
a.意義分類(辞書)・・『爾(じ)雅(が)』(紀元前100年ごろ)
b.漢字を分類・読み方・意味の説明を施す(字書)・・『説(せつ)文(もん)解(かい)字(じ)』(許慎・紀元前100年ごろ)・『康煕(こうき)字典(じてん)』(清・陳延敬)
c.漢字の字音で分類(韻書)・・『広韻』(宋・陳彭年)
2.時代別の代表的な古辞書
a.上代(奈良時代)の辞書
『篆隷(でんれい)万象(ばんしょう)名義(めいぎ)』空海・・『玉篇』にもとづいて反切や漢文の注を付したもの。
b.中古(平安時代)の辞書
『新撰(しんせん)字(じ)鏡(きょう)』昌住・・漢和辞典。字書。
『和名類聚抄(わめいるいじゅうしょう)』源順・・和訓を付したもの。百科事典の要素のある辞書。
『類聚名義抄(るいじゅうみょうぎしょう)』・・漢和辞典。観智院本には、和訓、声点がついており、利用
価値が高い。漢文訓読が生み出した字書。
『色葉字類抄(いろはじるいしょう)』『伊呂波字類抄(いろはじるいしょう)』・・いろは順の漢和辞典。和語にも声点が付されている。辞書。
c.中世(鎌倉時代・室町時代)の辞書
『字(じ)鏡集(きょうしゅう)』・・漢和辞典。
『聚分(しゅうぶん)韻(いん)略(りゃく)』虎関師練・・漢詩文作成のための韻書。韻書。
『明語記(みょうごき)』・・語源辞書。
『塵(ちり)袋(ぶくろ)』・・百科事典。
『下学集(かがくしゅう)』・・国語辞典。初学者を対象とした辞書。
『撮壌集(さつじょうしゅう)』飯尾永祥・・百科事典。
『倭玉篇(わごくへん)』・・漢和辞典。
『運(うん)歩(ぽ)色(いろ)葉集(はしゅう)』・・いろは順の国語辞典。
『節用集(せつようしゅう)』・・文学との関連も視野に入れた国語辞典。
『温故知新書(おんこちしんしょ)』・・五十音順の国語辞典。
『日葡(にっぽ)辞書(じしょ)』・・キリシタン資料。ポルトガル語で解釈(1603-1604)。
『落葉集(らくようしゅう)』・・キリシタン資料。漢和辞典。
d.近世(江戸時代)の辞書
『倭(わ)訓(くんの)栞(しおり)』谷川士清・・現代の国語辞典の先駆け。五十音順。古語辞典。
『雅言集覧(がげんしゅうらん)』『増補雅言集覧(ぞうほがげんしゅうらん)』石川雅望・・古語の用例集。古典を読むための国語辞典。
『俚言集覧(りげんしゅうらん)』太田全斎・・話しことばを集めた国語辞典。現代日本語の解釈。
e.近代(明治時代)以降の辞書・・1.明治維新前後から大正初年まで
近代的辞書の揺籃期
中世の遺物はなお残存する
2.第一次大戦から第二次大戦まで
大型辞書がようやく完成した時期
3.敗戦から現在まで
現代語辞書としての学習
小型の辞書が続出した時期
①明治時代
『ことばのその』近藤真琴
『ことばのはやし』物集高見
『和英語林集成』ヘボン・・見出し語がローマ字。ヘボン式ローマ字。
『「漢英対照」いろは辞典』高橋五郎・・いろは順の横組み。
『言海』『大言海』大槻文彦・・五十音順。近代的国語辞典の元祖。
『日本大辞書』山田美妙・・アクセントを付す。口語体で解釈。
『ことばのいづみ』落合直文・・百科事典的。
『辞林』金沢庄三郎・・実用的。のちに『広辞林』へ発展。
②大正時代
『大日本国語辞典』上田万年・松井簡治
『日本外来語辞典』上田万年他
『日本古語大辞典』
③昭和時代
『大辞典』 『広辞林』
『広辞苑』(岩波書店) 『大辞林』(三省堂) 『言泉』(小学館)
『明解国語辞典』(三省堂)・・金田一京助編。
『新明解国語辞典』(三省堂) 『三省堂国語辞典』(三省堂)
『明鏡国語辞典』(大修館書店) 『日本国語大辞典』(小学館)
3.現代の辞書
中学生・高校生の学習用として全訳版の古語辞典・漢和辞典が刊行されるようになった。以下に大学生・大学院生・教員・社会人向けの辞書の例を示す。
a.【国語辞典】
収録語数・・大型の国語辞典(50万語)
中型の国語辞典(24-25万語)
小型の国語辞典(7-8万語)
『日本国語大辞典』(初版・二版)小学館・・国語と古語を兼ねた最大規模の国語
辞典。50万語。
『日本国語大辞典』(精選版)小学館
『広辞苑』岩波書店・・新村出編。『辞苑』がベース。百科事典語彙+国語語彙。
20万語。
『大辞林』三省堂・・松村明編。わかりやすい説明。
『大辞泉』・・松村明編。
『言泉』(小学館)・・林大編。
『学研国語大辞典』・・池田弥三郎・金田一春彦編。
『角川国語中辞典』・・時枝誠記編。
『小学館日本語新辞典』小学館
『岩波国語辞典』岩波書店
『集英社国語辞典』集英社・・百科事典的要素。9万5千語
『旺文社国語辞典』旺文社
『新明解国語辞典』三省堂・・山田忠雄編。文明批評・
第7版以降は漢和辞典の要素を盛り込む
『三省堂国語辞典』三省堂・・見坊(けんぼう)豪(ひで)紀(とし)編。最新の現代語を盛り込む。三行説明。
『新選国語辞典』小学館
『明鏡国語辞典』大修館書店・・北原保雄編。わかりやすい説明。
『新潮現代国語辞典 現代語・古語』新潮社・・山田俊雄・築島裕編。
文学的用例。
『学研現代新国語辞典』学研
『角川必携国語辞典』角川書店・・百科事典的要素
『ベネッセ表現読解国語辞典』ベネッセコーポレーション・・多様な表現を紹介
『日本語 語感の辞典』岩波書店
『基礎日本語辞典』角川書店・・日常語。丁寧な記述。
b.【古語辞典】
収録語数・・大型の古語辞典(10万語)
中型の古語辞典(2万3千-2万5千語)
小型の古語辞典(1万5千-1万7千語)
『時代別古語大辞典』角川書店
『角川古語大辞典』角川書店・・10万語。
『小学館古語大辞典』小学館・・5万5千語。
『新明解古語辞典』(補注版)
『岩波古語辞典』岩波書店・・通時的
『例解古語辞典』三省堂・・共時的
『新明解古語辞典』三省堂
『詳説古語辞典』三省堂
『ベネッセ古語辞典』ベネッセコーポレーション・・付録の充実
『古語林』大修館書店
『新選古語辞典』小学館
『角川必携古語辞典』角川書店
『旺文社古語辞典』旺文社
c.【漢和辞典】
収録語数・・大型の漢和辞典(5万字)
中型の漢和辞典(2万字)
小型の漢和辞典(1万2千-1万7千字)
『大漢和辞典』大修館書店・・諸橋徹次編。最大規模の漢和辞典。
『廣漢和辞典』大修館書店
『学研漢和大字典』学研・・藤堂明保編。
『漢語林』大修館書店
『新漢和辞典』大修館書店
『新選漢和辞典』小学館
『新字源』角川書店・・古代中国人の視点での記述。
『漢字源』学研
『全訳漢辞海』三省堂・・語法説明・漢和辞典初の全訳版。
『新明解漢和辞典』三省堂
『岩波新漢語辞典』岩波書店
『字通』『字統』『字訓』平凡社・・白川静の三部作
4.国語辞書の必要条件-大槻文彦-
A.各語の下には発音を表記する。
B.品詞を明記する。
C.語源を説明する。
D.語の本義転義を説明する。
E.出典を掲載する。
5.「辞典・辞書」「事典・字書」「字典・字書」
a.辞典(ことばてん)・辞書・・近代以降。文字・言葉の解説
b.事典(ことてん)・事書・・1931(昭和6)年以降。事柄の解説。
c.字典(もじてん)・字書・・近代以前。
(参考文献)
赤瀬川原平(1999)『新解さんの謎』文春文庫.
飯間浩明(2013)『辞書を編む』光文社新書.
佐々木健一(2016)『辞書になった男-ケンボー先生と山田先生-』文春文庫.
サンキューたつお(2016)『国語辞典の遊び方』角川文庫.
西村亨(1995)『日本古辞書を学ぶ人のために』世界思想社.
山田忠雄(1967)『三代の辞書-国語辞書百年小史-』三省堂.