2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

クレッチマーの分類

クレッチマーの体格と病気との関係 クレッチマー(1888−1964、ドイツの精神医学者、体格と性格との関係を研究)は、臨床経験から、 体格のタイプにより特定の病気の確立の高いことを述べており、人相学にも大きな影響を与えています。そのクレッチマーの三分…

作家が文中で好む色

(作家が文書中で好む色) 夏目漱石・・赤より青を好む・・内閉的性格 野坂昭如 井上靖 大江健三郎 佐多稲子 石川達三・・青より赤を好む・・行動的な循環気質(躁鬱気質) 大岡昇平 石坂洋次郎 宮尾登美子 与謝野晶子・・紅・紫を好む・・感情と空想の奔逸…

性格とは

性格とは 性格・・個人を特徴づけるものの中でも、生涯を通じて一貫している、行動や考え方の傾向を示す。 (例)社交的、短気、ケチ、横柄、疑り深い。 人格(パーソナリティ)・・社会的に獲得された、状況に応じて変化する性質。「ペルソナ」が語源。 気…

瞑想のための真言

瞑想のための真言 瞑想をするときに唱える真言があります。それは、大日如来の真言「オン・アビラウンケン・バザラ・タトバン」です。それを心の中で唱えながら、瞑想すると効果的といわれています。五木寛之氏は、帯津良一氏との対談集、『健康問答』『養生…

さまざまな動機

さまざまな動機 ○マズロー(人間としての主体性や可能性を重視する人間性中心心理学の研究者)の説 欠乏動機・・何かが足りないという不快感や緊張を何かで満たすことで解消しようという動機。 満足動機・・目標を達成するために困難に挑戦し、それを克服す…

仕事の選び方

仕事の選び方 仕事の選び方は重要です。できれば、得意なものを仕事にした方が実績もあがりますし、運もよくなりますから、その方がよいわけです。その上で他にエネルギーを向けるとよいわけです。ただ、何も得意なものや好きなものがないときには、どうすれ…

知能の質

ピアジェによる知能の質的発達 ○感覚運動的知能の段階(0-2歳) 自分の感覚と運動のみで世界をとらえる ○前操作的段階(2-7歳) イメージ主体で世界をとらえる ○具体的操作段階(7-11歳) 目の前の物事を見て、論理的な思考ができる。 ○形式的操作段階(11歳…

キャッテルの説

キャッテルの説 ○流動性知能 新しい場面で適応したり、記憶したりする際に働く能力。年を取ると衰える能力。 (例)情報処理力、その場の判断力、計算力など。 ○結晶性知能 過去から蓄積された経験を生かした知能。経験によって向上していく。年を取るほど伸…

知能

知能 知能には、さまざまな因子や構造があるとする考え方が主流。 スピアマン・・二因子説 サーストン・・多因子説 ギルフォード・・多面構造説

わが師・わが友―半田公平先生−

半田公平 半田公平氏の講義は、淡々と和歌を詠んでいた印象があります。テキストは『新古今和歌集』でした。竹西寛子『日本の恋歌』(岩波新書)を紹介していた記憶があります。合点という印がついていますが、それは後鳥羽上皇が隠岐で編纂したときに残した…

HAVE構文・間接受身・状態性の受身

英語の受身文と日本語の受身文との対応について、上野田鶴子(2005)は、「彼は論文を批判された。He had his article criticized.」のように日本語の間接受身文と英語のHAVE構文とが対応するとしている。また、英語の状態性を示す受身文には日本語の受身文…