2010-01-01から1年間の記事一覧

速読について考える

最近、「速読」が注目されていますね。中学入試や高校入試などでも活用されはじめていますね。また、「速読」はスポーツや目の筋肉を鍛えるのに役立つということで、注目されていますね。 私が独学で学んだときには、川村明宏博士の呼吸も取り入れた「左脳型…

記憶術・勉強術・呼吸法

「記憶術と勉強術と呼吸法について」 今日は、以前に書いたブログに大幅に加筆したくなりました。頭の中に記憶術などのことが浮かんだためです。 「記憶力」については、興味を持ったことはありますか?私は、たいへん興味を持った時期があります。それは、…

学問に王道なし

「学問に王道なし」 There is no royal road to learning.(学問に王道なし)ということばがあります。学問を学ぶには、面倒くさがらず、コツコツと本を読み、調査し、ノートをとることが一番の近道ですね。しかし、最近は情報化の時代なので、勉強術・時間…

読書日記〜犬は「びよ」と鳴いていた

山口仲美さんは、擬音語・擬態語の研究で知られた日本語学者です。 動物の鳴き声の時代ごとの変遷を描き出しています。著作は、どれも面白い内容です。読んでみるとよいでしょう。

受験での和歌の扱い

今回は、受験での和歌の扱いをまとめてみました。 「受験での和歌の扱い」 高等学校の現場で用いられ、高等学校と大学教育とをつなぐ受験対策の役割を果たした、村上本二郎氏と石井秀夫氏の著作の記述をみてみることとする。○村上本二郎(1966)『文法中心・…

国語教育での和歌の取り扱い

今回は、国語教育では「和歌」はどのように取り扱われているのかを論文調でまとめてみました。「国語教育での和歌の取り扱い」中学生向けの国語便覧ではどのように扱っているかを見てみることとする。『東京都版・国語便覧』(浜島書店・2001)では、次のよ…

係り結びの重要性

おはようございます。なんとなく、係り結びについての文法教育の重要性を考えてみました。論文調に書いてみたので、参考になれば幸いです。 「係り結びの重要性」 古文の入門期に中学校・高等学校において、必ずといってよいほど係り結びの法則について学ぶ…

運をよくする森田療法

こんばんは。今回は、森田療法について書いてみます。学生時代、私が宗教書などを読んでも理解できなかったことが、森田療法の本を読むことで一気に氷解した経験があるからです。「運勢をよくする森田療法」 現在、精神療法としては主に ○支持的精神療法 ○森…

心霊科学からみた体の器官の意味2

こんばんは。 私は宗教は学びますが、特定の団体に所属するのは好みません。心霊科学は学術団体であり、教祖もいないので、私には向いています。では、心霊科学からみた体の器官の意味の続きです。 [心霊科学からみた体の器官の意味2]○目 目は、男性なら母親…

読書日記〜天智天皇をめぐる七人

杉本苑子『天智天皇をめぐる七人』(文春文庫)は、面白い本でした。『万葉集』の中の初期万葉の時代背景が、すっきりと見えてきます。歴史小説は、人間について考えるので、役に立ちますね。 物語と小説の違いは、「小説には思想がある」と言われていますね。…

読書日記−『古代和歌の世界』

日本文学者が外国で和歌を講じたものとして、鈴木日出男(1999)『古代和歌の世界』(ちくま新書)があります。この本の草稿は「あとがき」によると、ジュネーブ大学で客員教授として赴いたときに講義の一つとして「和歌について」を担当したときのものであ…

日本語学と日本文学について思うこと

「日本語学と日本文学について思うこと」 日本語学の専門家と、日本文学の専門家は仲が悪いことでしられています。それぞれの発想なので、あまり悪くいうのはどうかと思います。私も日本文学の方に「細かく文法的に分析して何かえられるの?」と聞かれて不愉…

シュタイナーの偉大さ

シュタイナーは「シュタイナー教育」で有名ですが、そのほかに心霊科学や農業など、多岐にわたり活躍しました。現代の学者は、専門的すぎてダイナミックさに欠けますが、私は占いもやるので、中世ごろまでの学者を目指しています。 「人間の魂の成長は七年周…

日本語教育での和歌の扱い

最近、日本語教育での和歌の扱いについて調べていました。和歌について扱っているものが少なくて、途中の段階ですが、とりあえず掲載してみます。 「日本語教育から見た和歌の扱い」本稿では、外国人向けの和歌について扱ったものを概観することで、その特徴…

味わいのある字

字をみていると、上手・下手に関わらず、印象のよい字はあるものです。その分野を筆跡心理学といいます。書家でありながら東京大学では心理学を専攻し、筆跡心理学を体系化した森岡恒舟さんの字です。いい印象ですね。 「龍馬伝」よりも「天地人」の題字を好…

心霊科学からみ体の器官の意味−その1

こんばんは。近年、免疫の方面から心の状態が病気と関連することが指摘されてきていますね。そこで、心霊科学での体の器官について数回にわけてまとめてみることにしました。「心霊科学からみた体の器官の意味」 ○頭のてっぺん 御魂が入っており、輪廻転生し…

野村克也と活学

「野村克也と活学」 プロ野球の名監督として知られる、野村克也氏はID野球で知られていますが、その反面、縁起をかつぐことでも知られています。「縁起をかつぐ」ということは、眼に見えない力を信じる行いなので、「謙虚さ」と評価できます。こういうものを…

四魂の考え方

このところ、大学受験の推薦入試の時期で忙殺され、すっかり更新が遅れ、失礼いたしました。 今回は、「四魂」について書いてみます。 古神道では、四魂という魂の捉え方をします。荒魂・幸魂・和魂・奇魂です。この四つのバランスが大事です。心理学者でも…

如来と菩薩

仏像をみると、まず如来と菩薩の名前に目がいきます。 〜如来は完成された状態で人々を教え導く人で、〜菩薩はまだ修行中ですが教え導く人です。 この違いを宗教学者の「ひろさちや(増原良彦)」氏は、たとえとして、「如来は正規の先生で、菩薩は大学院生の…

自用語と副用語

「自用語」と「副用語」 「自用語」と「副用語」という用語があります。「自用語」とは、主語や述語などの文の骨組みに自分単独で用いられるもので、名詞・動詞・形容詞を指します。また、「副用語」とは、自分で文の骨組みとなることができず、自用語に副う…

成果をあげるための処方箋

「成果をあげるための処方箋」 何かの成果をあげたいときには、この世の努力と開運法の二つが必要です。では、この世の努力としては、どのようなことを心がけるとといでしょうか?「THE21」に「効率のよい努力」のスペシャリスト(石田淳・三谷宏治・佐藤孝…

日野原重明氏の健康法

内科医として著名な、日野原重明氏の健康法についての記事を読みました。重要な点をまとめると、次のようになります。 ○転倒防止のために、足腰のストレツチを入念に行う。 ○腹八分目にする。 ○痰がからむため、うつぶせ寝にする。 の三つが特徴的です。足腰…

花見の意味

「花見の意味」 桜の花見をするとき、何を考えるでしょうか。私は、古代人の気持ちを思い起こします。つまり、山桜が咲いたとき、豊作を祈願する祭りを行った場面を思い浮かべます。 分解すると、「さくら」は「さ」が「田んぼの神様」、「くら」が「神磐(…

望月俊孝の読書論

「望月俊孝の読書論」 レイキやフォトリーディングの世界で有名な望月俊孝氏は、次のように読書の方法を説いています。積極的で、効果的な方法だと思います。 1テーマを持って読む。 2アウトプットを前提に読む。 3八十対二十の法則から、重要な二十パー…

学習療法について

○学習療法について最近は、脳トレが流行っていますね。実際、それなりに効果があり、音読・暗記・計算などを行うことで、活性化することが、川島隆太教授などの研究で明らかになってきました。これを、高齢者の認知症に役立てようとするのが、学習療法です。…

斎藤一人の読書論

「斎藤一人の読書論」 納税番付で常に上位に入る斎藤一人氏は、たいへんな読書家で「軽めの本なら一日一冊読む」という人物です。彼の読書論で気になった箇所を二点ほど紹介します。 ○しっかりと自分の的をしぼって、どうやって人は生きるべきかをまず考えて…

幕末の三舟

幕末の三舟は、「勝海舟」「山岡鉄舟」「高橋泥舟」です。「勝海舟」は人気が高いようですが、私は「山岡鉄舟」を好みます。長く活動し、剣・禅・書に通じ、心の高まりもあります。大河ドラマで扱ってほしい人物です。

食・農・環境の望ましいこれからのあり方

データを整理していたら、昔、書いたレポートが出てきました。とりあえず、掲載してみます。小論文のテーマになりそうな内容です。 ○食・農・環境の望ましいこれからのあり方 「食」は、人間が生きていく上で、根本的なものである。外食が増え、孤食が増えて…

文化の日

今日は11月3日は、文化の日ですね。もともとは、明治天皇の誕生日でしたね。大正天皇は、明治天皇の側室の子でしたし、よくないエピソードが多いので、記念日にしなかったのでしょうね。

うそがえ(鷽替)

「鷽替え(うそがえ)」 かつて、「おみくじ」で「大凶」を引いたことがあります。その年は、結果的に最悪の年で、それ以来、二度と「おみくじ」はひいていません。あるとき、水天宮で「おみくじで大凶を引いたときはどうすればいいですか?」と質問したこと…