2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

日本語のリズム感

日本語のリズム感 1同じ音、または、同じ語句の繰り返し。 2同一の調子の繰り返し。7・5などをはじめ、同じ音節数(拍数)の語の繰り返し。 3「ン」の音や「つ」の促音は、強い印象を持つ。 (例)セブン・イレブン、いい気分)

文章論の名著

読み継がれる文章論の名著の分類 1文学的文章の考察に重点がおかれたもの。谷崎潤一郎・三島由紀夫など 2読み、書き、考える具体的な技術を広く探求したもの。梅棹忠夫・立花隆など 3文章についての心理学的考察に重点をおいたもの。波多野完治・中村明など。…

眼の健康理論

視力回復理論A健康な眼の保持について研究した人々1ベイツ(アマリカの眼科医) ベイツ式理論・心身の緩和・よい習慣2ハロルド・ペパート(アメリカの眼科医) ベイツ式理論の発展 マバタキ・中心固視・視点移動・スウィンギング・視力検査表 サンニング・パ…

ケーシー夢判断

エドガー・ケーシーの夢判断ケーシーの夢判断はユングの夢判断と似ていることが指摘されていますが、さらに縦横無尽であるといわれています。『夢予知の世界』(たま出版)や『夢の世界へ』(中央アート出版)に詳しく述べられています。夢判断のスタートは…

冒頭の分類

1主題・主旨・結論・提案などを述べる。「要するにこういうことをいおうとしているのだ」ということを冒頭に置く。 2話題もしくは課題について述べる。これは1のような中心的内容を示すのではなく、その文章で叙述しようとする話題もしくは課題そのものの輪…

文章読本と言文一致

?書きことばと話しことばの差異の原因1即時性 話し言葉は現場の会話時に使用されるため、相手にすぐ返事する即時性が要求される。そのため、文の長さは比較的短く、自分の頭にある語彙が使われる。しかし、書き言葉には即時性が要求されていないため、辞書な…

書き言葉の条件

Ⅰ書きことばの条件 a.書き手と読み手が物理的に同じ場面にいないこと。 b.書き手と読み手がその場で対面していないこと(または対面している意識が薄いこと)。 c.書き手は書く内容をあらかじめ吟味することができ、聞き手を意識しつつも、書き手の一存で文…

文章構成法

?文章構成法1文章の運びの分類 a序論→本論→結論 b起→承→転→結 c一般から特殊へ・特殊から一般へ d原因から結果へ・結果から原因へ e既存から未知へ 2文章の構造の分類 a頭括型・尾括型・双括型 b分括型・潜括型 3文章の性質の分類 a文章の調子・・韻文と散文…

井原西鶴の町人物

(近世の資料)井原西鶴一 『世間胸算用』ある人のむすこ、九歳より十二の年の暮まで、手習ひにつかはしけるに、その間の筆の軸を集め、そのほか人の捨てたるをも取りためて、程なく十三の春、我が手細工にして軸すだれをこしらへ、一つを一匁五分づつの三つ…

深川不動

深川不動堂(深川不動尊)1.【沿革】 深川不動堂は、千葉県成田市にある大本山成田山新勝寺の東京別院で、古くより「深川のお不動様」と親しまれてきた。その開創は元禄16年と伝わり、成田山の御本尊を江戸に奉持し特別拝観したことに始まる。この御尊像は、…

富岡八幡宮

富岡八幡宮1.【創建】 1624年(寛永4年)、長盛法師がご神託により砂州であった当地を干拓し、永代島に八幡宮を建立したことが創建とされる。創建当時は「永代嶋八幡宮」と呼ばれ、砂州の埋め立てにより60,508坪の社有地があった。今も昔も変わらぬ信仰を集…

話し言葉の特徴

?「話しことば」と「書きことば」 a.話しことば・・口語体。音声言語。アクセント・イントネーション。 話しことば的・・インタビューの記事・エッセイ・広告など。 b.書きことば・・文章体。文字言語。表記や符号。 書きことば的・・講演・演説など。?話し…

玉勝間にみる学問の精神

(近世の資料)本居宣長一 『玉勝間』Aおのれ古典(いにしへぶみ)をとくに、師の説(ときごと)とたがへること多く、師の説のわろきことあるをばわきまへいふ事も多かるを、いとあるまじき事と思ふ人多かんめれど、これすなはちわが師の心にて、常に教へられし…

和歌の技巧

【補足資料】1.「見立て」の例 嵐吹く三室の山のもみぢ葉は龍田の川の錦なりけり(『後拾遺集』366) 2.「擬人法」の例 わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣舟(『古今集』407) 3.「本歌取り」の例 み吉野の山の秋風さ夜ふけてふるさと寒…