2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
このところ、言語社会心理学を講座で扱っていました。だいたい基本の部分は、書きあがったので、まとめてみることにします。 この分野でのパイオニアは芳賀綏さんです。彼は、金田一春彦氏(日本語学)と築島謙三氏(社会心理学)の学恩を受けたそうです。○…
運命・宿命・自由意志 「運命は命を運ぶので変えられるが、宿命は変えられない」といわれます。環境、家庭環境、身長、年齢などは宿命なので、どうしようもありませんが、運命の部分は変えることができます。ですから、安岡正篤氏のいう、「運命を創る」とい…
新宿図書館カフェに電話予約で、受け付けます。(岡田人篤) ◯(日時・会場) 2月28日火曜日・新宿図書館カフェ ◯(お茶会) テーマ「野草の心〜微笑みいっぱい運動」参加費二千円・15時から17時 担当は、狩野万葉(えんめい茶社長)・小倉才子(歯科医)。 小倉さんが…
酒井シヅ『病が語る日本史』が講談社学術から再版されました。たいへん面白い本で、医学と日本史の勉強になる本です。一読をお勧めします。
西洋式手相の歴史を調べていました。キロは、近代手相の祖としてたいへん有名で、日本語訳も出ていますね。他に、ベンハムとウォルフもすぐれていて、浅野八郎や宮城音弥も影響を受けているようですね。ベンハムとウォルフの本は、日本語訳が出ていないので…
『新聞勉強術』(文春文庫)は、池上彰さんの新聞の活用の仕方を紹介した本です。ネットでは味わえない新聞のよさを教えてくれます。 新聞から情報をえる方法として、すぐれています。
近年は、西洋医学の薬の弊害が指摘されるようになりましたね。しかし、東洋医学だと速効性に欠けますし、ウィルスによるものは不得手ですね。そのため、免疫アップや予防として東洋を活用し、臨時で西洋医学を使うのがよいのではないでしょうか?石原結実博…
演歌のこぶしの使い方で、対照的なのは、内側に巻く内向的こぶし(北島三郎、都はるみ)と、外側に巻く外向的なこぶし(細川たかし、石川さゆり)とがあるといわれますね。紅白をみるときは、いつも、どちらのこぶしかに注目して聞いています(笑)
今回は、以前書いた論文の要旨を掲載いたします。 日本語文法学史−受身の視点 要旨富士谷成章は、構造主義的ではないとされてきたが、『あゆひ抄』には、構造主義的であると思われる記述が見られる。また、国学者の系統は、「る」「らる」を接尾語として扱い…
よく、「松の内(まつのうち)」という言葉を使いますね。「松の内」とは、正月に飾る松飾り(門松)を立てておく期間のことをいいます。年の暮れに松飾り(門松)を立ててお迎えした年神様に滞在していただく期間で、松を取り付けている間とか、神様に待っていた…
街中を歩いていると、表札の文字を掘り込んであるのが気になります。これは「陰刻」といって、世の中にでないものです。逆に、浮き出ている表札は「陽刻」といって世の中にでる意味合いがあります。そのため、昔から名前を世間に向ける意味合いが表札にはあ…
謹賀新年 本年もよろしくお願い申し上げます。 正月なので、「七福神」についてまとめてみます。「七福神の意味と福利」 1恵比寿天 唯一の日本の神で、イザナギ、イザナミの第三子です。幼少から足が弱くて船で流され、漂着した浜の漁民に祭られて、信仰がは…