2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

人物をみる八観法

安岡正篤氏の言葉は、多くの方々に影響を与えました。今回は、「人物をみる八観法」を紹介いたします。【人物をみる八観法】一、通ずれば其の礼する所を観る すらすらうまく行き出した時に、 どういうものを尊重するかを観る。一、貴(たか)ければ其の進む…

○旺文社の「標準問題精講」について

○旺文社の「標準問題精講」について 旺文社の有名な大学入試用の受験参考書として「標準問題精講」シリーズがあります。このシリーズは、たいへん有名で定評があります。 国語の場合には、この姉妹編の「基礎問題精講」シリーズがすぐれています。この「基礎…

河合隼雄の業績

こんにちは。 今日は、心理学者の河合隼雄さんについて書きます。やさしく包むような感じで接する姿勢は、多くのファンを獲得しましたね。 生前、河合隼雄さんの話や著作に勇気づけられた方も多いのではないでしょうか?占いやカウンセリングを学ぶ方は、ぜ…

空海の風景

空海についての著作は数多くありますが、司馬遼太郎の『空海の風景』は、味わい深く読めます。司馬遼太郎は、日本人の心を描いた点がすばらしいと思います。

岡本太郎の世界

今年は、岡本太郎の生誕100年で、イベントが行われていますね。 絵画、スキー、縄文土器、写真、エッセイなど多才な活動でした。

アスペクト

○金田一春彦の分類 金田一春彦は、日本語の動詞に「ている」を付けることで動詞を分類したことが大きな特徴である。金田一春彦の研究を嚆矢として、日本語のアスペクトの研究がスタートすることとなった。 1状態動詞(ある、いる、など) 2継続動詞(読む…

追悼・谷澤永一

近代文学の研究者で、評論家の谷澤永一氏が亡くなりましたね。 谷澤永一氏の著作の中で、『人間通』と『悪魔の思想』は、興味深く読みました。 渡部昇一氏との対談集も絶品でした。 辛口評論家同士、無類の読書好き同士の対談は、すばらしいものでした。 哲…

万葉秀歌

斎藤茂吉の『万葉秀歌』(岩波新書)です。私の北千住の講義でのテキストになっています。 レベルは高いですが、味わい深く読めます。ぜひ、読んでいただきたい一冊です。斎藤茂吉の知的水準の高さがよくわかります。

わが師わが友〜青山忠一先生

こんにちは。 写真の方は、私に近世文学と仏教的な生き方を教えてくれた、青山忠一先生です。82歳の今でも各種カルチャーなどでご活躍です。青山忠一先生はあだ名が「アオチュー」でした。青山忠一先生の人生を決めた本は、次のものでした。 ○法華経 ○浄土三…