美人のあれこれ

「美人のあれこれ」
美人の肖像画をみると、痩せている美人もいれば、太めの美人もいます。かつては、太めのほうが育ちの良さを示した時代もあり、肖像画にはぽっちゃりと描いたようです。その一方で、栄養失調で下膨れであったため、ぽっちゃりと描かれたとする意見もあるようです。
また、幕末の美人芸者、大正の三美人といわれている人々の写真は、みな痩せている美人がほとんどです。民族の美意識は変わるとする意見と、変わらないとする意見があります。もし、変わらないとする意見を採用すると、日本人は痩せている美人が好みということになります。古い時代の美人の写真がないのが残念です。参考までに、美人といわれている人々をまとめてみます。
(中国の四大美人)
西施
虞美人または貂蝉
王昭君または卓文君
楊貴妃
(本朝三美人)
衣通姫
光明皇后
右大将道綱母
(世界三大美人)
クレオパトラ
楊貴妃
小野小町