勝負の心
センター試験が終わりましたね。うまくいった受験生もいれば、うまくいかなかった受験生もいると思います。どちらにしても、勝負なのではないでしょうか?私が将棋や人生で学んだ勝負のルールがあります。それは、「一つの勝負事では、どんなに形勢が不利でも最善をつくすことが運を呼ぶ」ということです。つまり、一つの試合で負けが決定していても、手を抜かないできっちりと行うことが、次につながるということです。さまざまな受験生を見てきましたが、「一浪してもいい」という受験生は「二浪」しています。また、「二浪してもいい」という受験生は「三浪」しています。たとえまけても、手を抜かないことが次につながるのです。私もいくつかの塾などで、辞める講師をみてきましたが、辞表を出したあとで、消化試合のように手を抜いてきた講師は、その後の人生は不遇であることが多いようです。逆に、きっちりと仕事をして退職した講師は、その後は運が開けているようです。
受験は勝負です。たとえ結果がよくなくても、ベストを尽くすことこそが、今後につながるのです。まだまた長い人生です。先につながる生き方をした方がいいのではないでしょうか?そういうわけで、センターで成功した受験生も、失敗した受験生もがんばってください。