雑学のすすめ

 こんばんは。今回は、「雑学のすすめ」を書きたいと思います。現代文を読むときに、雑学が必要になります。つまり、その背景となる知識の有無が理解度をわけることがよくあります。「しかし」「だが」などの「逆接」や「つまり」「すなわち」などの「換言」の下に注目することは、形式的な読み方としては必要ですが、本当の意味での読み方ではありません(このようなことばかりを書いている本もありますが、レベルが低いといわざるを得ません)。やはり、その現代文の背景となる知識が必要となります。そのためには、雑学王になったつもりで、何でも好奇心をもって学ぼうとすることが必要です。新井白石のように、紙と筆を携帯し、気になったことはすぐにメモするぐらいのマメさが必要なのです。好奇心を大切に読解するようにしましょう。どうしてよいかわからないのなら、『ことばは力だ・現代文読解キーワード』(河合出版)を読んでみてはいかがでしょうか?