四つの気質

(四つの気質)
シュタイナーは四体液説の粘液の分類を取り入れており、自我が優勢な胆汁質、アストラル体が優勢な多血質、エーテル体が優勢な粘液質、肉体が優勢な憂鬱質があり、それぞれの気質の中心によって、子供を分類して対応を変えている。この気質は誰もが四つ持っているが、優勢なものが一つあるが、個人における四気質を調和へと導くことが教育の課題であるとしている。
1胆汁質
エネルギッシュ。正義感あふれ行動的だが、興奮しやすく、自分の思うようにならないと、暴れたり、暴力的になることもある。
2多血質
明るく、子供らしい。何度言ってもすぐに忘れる。叱ってもあまり傷つかないが、理解もしていない。
3粘液質
何をするにもゆったりとしている。内側にファンタジーをたくさん持っている。消化器が順調だと気分が良く、食べることが好き。
4憂鬱質
芸術性が高い。考え深いので、親を困らせないが、神経質で本人はささいなことで、傷つけやすい。