統合失調症とは
統合失調症とは
幻覚や妄想、意欲低下、感情の平板化などが主な症状で、本人に病気の自覚はない。原因は、脳の機能障害・遺伝・環境など、はっきり特定できないが、適切な治療をすれば社会生活をおくることができる。陽性症候群と陰性症候群とがある。
(陽性症候群)→客観的に異変がわかる
妄想・奇行・感情不安定・幻視・幻聴
(陰性症候群)→異変に気づきにくい
無表情・無関心・閉じこもり・意欲低下・思考の貧困化
※複数の治療の組み合わせが有効
1.薬物療法・・脳の神経伝達物質ドーパミンやセロトニンの働きを高める抗精神病薬を利用する。妄想や幻覚に効果がある。
2.心理療法・・患者は内面で強い恐怖感や不安を抱いている。本人の不安定な心に寄り添って気持ちを楽にさせることが求められる。
3.リハビリテーション・・入院患者に対しては、リハビリテーションを通じて、社会との接点を作ったり、基本的な家事を習得させたりする。