色の科学2014.10.31

○赤
「赤」は多くの人に好まれる色であり、人間にとってとても重要な色である。比較的、「赤」をつくる染料は簡単に手に入ったので、人類が最初に使った色ではないかとも言われている。「赤」が人に与える影響力はとても強く、化粧。魔除け、病気の治癒など様々な目的で使われてきたと言われている。
(「赤」から連想されるイメージ)
【視覚】太陽・炎・血・結婚式・口紅
【言語】激しい・情熱的な・行動的な・革命的な・興奮する・攻撃的な
(赤系の代表的な色名)
「カーマイン」
洋紅色と呼ばれることもある。絵具の顔料にもなっていて、「赤」の中心色に近く、一般的な「赤」として使われることが多い。
「スカーレット」
カーマインよりもやや黄色みがかった「赤」。色名としては古くから使われている。「赤」の代表色の一つ。