声について

NLPでの分類
NLPの分類でも声についての記述がみられます。
1視覚優位な人の声
テンポが速く、早口で話す。高い声で話す傾向がある。話題が飛びやすい。
→このタイプの人とは、相手が頭の中で見ているイメージを推測して、目に見えるように説明するとよい。
2聴覚優位の人の声
話す速さは普通。自問自答し、独り言を言う。
→このタイプの人とは自分の考えを文章で表現するつもりで、筋道を立てて話すようにするとよい。
3身体感覚優位の人の声
話すテンポは遅く、スピードもゆっくり。声のトーンは低めで落ち着いている。
→このタイプの人とは、ゆっくと間をとって話すとよい。

人をイライラさせる声
和田裕美さんは、『和田裕美の人に好かれる話し方』(だいわ文庫)で、声の重要性について述べています。イライラさせる声について、次のような事柄をあげて、腹式呼吸や抑揚をつけた話し方を推奨しています。
います。
1覇気のない虫みたいな消え入りそうな声
2キンキンしている高すぎる声
3もごもごしているこもった声
4早口
5単調な抑揚のない話し方

良い声を保つための心得
山本光洋『「モテ声」の法則』(こう書房)には、「良い声を保つためのヒント」として、以下のようなケアの方法が紹介されています。
1ウガイをする習慣を身につけましょう。
2虫歯や歯茎のはれなど口内の疾患は、きちんと治療しておきましょう。
3口の中をきれいにしたら、鼻も清潔にしましょう。
4良い声のためには、食事にも配慮しましょう。
5風邪をひかないよう、健康に気をつけましょう。
6毎日少しでも必ず声を出しましょう。
また、顔の表情が豊かだと、声の表情の豊かになると述べています。感情・表情・声は三位一体といえるのでしょうね。