2011-10-10から1日間の記事一覧

松本亀次郎の日本語教科書の受け身

1.松本亀次郎松本亀次郎(1904)では、受身文は「被性助動詞(受身・所相・或ハ受動)」として扱われている。以下、用いられている例文を整理してみる。犬人ヲ噛ム。 →人犬ニ噛マル。 少女、猫ヲ抱ク。 →猫少女ニ抱カル。 項羽、高帝ヲ、栄陽ニ囲ム。 →高帝…