2011-10-31から1日間の記事一覧

「―ヲ―しむ」の構造

古典における「―ヲ―しむ」の構造について調査してみました。『方丈記』は和漢混交文であるため、使役として「しむ」が用いられ、ニ格の使役ではなく、3例ともすべて、次のようにヲ格が表出され、「−ヲ格−しむ」という構造を持つ。 ① また知らず、仮りの宿り…