2015-06-06から1日間の記事一覧

『古今集遠鏡』その3

このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに 巻九・羈旅・四二〇此の所の旅は御供ゆえ、ぬさも得用意致さなんだ。其れ故、神は御心まかせにと存じて、即ちこの山の紅葉の錦をそのままで手向けまする。山里は 冬ぞさびしさ まさりける …