2016-07-06から1日間の記事一覧

谷崎潤一郎と直木三十五の句読点

〈感覚的に用いた句読点の例〉谷崎潤一郎『春琴抄』 おしやべりをしないから邪魔にならぬからといふのが果たして春琴の真意であつたか佐助の憧憬の一念がおぼろけげに通じて子供ながらもそれを嬉しく思つたのではなかつたのか十歳の少女にさういふことは有り…