2017-11-02から1日間の記事一覧

百人一首の口語訳(鈴木日出男版)の口語訳1-10

一 秋の田のほとりに作った仮小屋の、その苫の網み目があらいので、私の袖は露にしっとりとぬれぬれてゆくばかりである。 二 春がすぎて夏がきてしまったらしい。夏になるとまっ白な衣をほすという天の香具山なのだから。 三 山鳥の尾のその垂れさがった尾の…