2017-11-08から1日間の記事一覧

百人一首の口語訳46-50

四六 由の瀬戸を漕ぎ渡ってゆく舟人が、かいがなくなり行くえも知らず漂うように、どうなるのか見当もつかない恋のなりゆきであるよ。 四七 幾重にも葎の生い茂っているこの邸のさびしい所に、人は誰も訪ねて来ないが、秋だけはやってきてしまったのだった。…