潜在意識の活用と心霊科学の視点

「潜在意識の活用法と心霊科学の視点」
 「ポジティブに生きていけば幸せを呼び込むことができ、ネガティブに生きていけば不幸が連続していく」といわれます。やはり、潜在意識に働きかけることが必要となるのでしょう。
 しかし、潜在意識(心理学では深層心理のことをさす)に働きかけるのに、うまくいかないときがあります。それはなぜでしょうか?それは、プラス思考を否定する門番がいるためです。その門番がいるので、その門番のいない朝起きたときや夜寝る前、入浴時に潜在意識に働きかけるのがよいでしょう。あるいは、音楽や絵を見て、呼吸を整えて(深呼吸を三回以上)から自分に聞こえるぐらいの声で行うとさらによいでしょう。なお、坂本政道氏は「ヘミシンク」というモンロー研究所で開発されたCDの利用を薦めています。この潜在意識をイメージとして描いて活用しようとしたのがマーフィーと考えることができます。さらには、望月俊孝氏の「宝地図」や「未来ノート」は、イメージをわかせやすくするために開発したものといえます。ただし、気をつけることがあります。それは、
○人のせいにしない。
○運命をありのままに受け入れる。
○常に失敗の中に教訓を見出す。
ということです。これは、不遇な状況から運命を逆転して、成功する人に共通する考え方ともいえます。
 また、潜在意識とは、心霊科学的には「自分自身の魂が持つ過去世の記憶」ということになります。何度もこの世に生きてきた過去世の意識は、それぞれの魂として、あの世に存在しており、それらすべての意識のことを「類魂(グループソウル)」と呼ばれています。あの世の類魂(グループソウル)は、グループ全体のために、この世の自分自身の魂を応援してくれます。その応援している中で、特にあの世に残っている魂の一人は、守護霊と呼ばれ、この世でがんばっている魂の存在を守り、導き、叱ります。この守護霊も含めたグループソウル全体が潜在意識だともいえます。つまり、潜在意識の中には過去世の記憶が詰まっていると解釈できます。
 その潜在意識が個々人の肉体を超えた広大な精神世界(霊界)とつながり、本人の守護霊・指導霊・神々などとつながると考えたのが祈りや祈願であるとも考えることができます。
(スピリチュアルに関する記述は、西川隆光氏と加藤真由儒氏の著作を参考にさせていただきました。)