うそがえ(鷽替)

「鷽替え(うそがえ)」
かつて、「おみくじ」で「大凶」を引いたことがあります。その年は、結果的に最悪の年で、それ以来、二度と「おみくじ」はひいていません。あるとき、水天宮で「おみくじで大凶を引いたときはどうすればいいですか?」と質問したことがあります。そのとき、神職の方は「鷽替え(うそがえ)」という置物を神棚に置くと大凶が嘘になるよ」と教えてくださいました。そこで、『旺文社国語辞典』で「うそがえ」「鷽」を引いてみました。
「うそがえ(鷽替え)」・・凶・大凶を引いたときにおく置物。凶・大凶を嘘に
するもの
「鷽(うそ)」・・春の鳥。アトリ科。スズメよりやや大きく、色は青灰色。雄は、頬 とのどが赤い。笛を吹くような美しい泣き声でさえずる。

 なるほどと、納得したわけです。気持ちの問題かもしれませんが、大事なものだとわかりました。インターネットで検索してみたら、湯島天神で一月十五日に「鷽替え神事」というのを行っているようですね。行ってみたいと思いました。