安静位と顎マッサージ
歯科医の小倉左羅さんのメルマガを紹介します。
数ある養生法の中で最も多くの方々にご指導している養生法は
『顎マッサージ』です!
クリニックにいらっしゃる、がん、慢性疲労症候群やリウマチ、
多発性硬化症・・・という病名がついている方々は
皆さん、上下の歯をあててかみしめていらっしゃる場合が多いです。
実はかみしめていると、身体は緊張して身体の内外の気の流れは
悪くなります。
上下の歯はリラックスしている時、2,3mm離れているのが
正常な状態です。これを安静位と言います。この安静位の状態に
下顎の位置を保つために、顎の先をやや下に引っ張りながら
両手でマッサージするのが、『顎マッサージ』です。
顎をマッサージすると身体がリラックスしますので、
副交感神経が優位に働き、気の巡りがよくなり身体が温かくなります。
身体が温かくなりますと、自然治癒力がアップして、
様々な不定愁訴が減ってくるわけです。
ちょっと口元の力を抜いて、マッサージするのがポイントです!
是非お試しください!