こころの研究

心理学以前の「こころ」の研究
心理学は、「こころの科学」で、19世紀末に学問として成立しました。しかし、それ以前にも哲学者を中心に心をめぐる探求は行われていました。以下にあげてみます。
プラトン・・世界初の心理学書『霊魂論』を執筆。人間は霊魂と身体の複合体であり、肉体が滅びても霊魂は不滅である。
アリストテレス・・心身二元論を提唱。身体は素材であり心はその形相である。
デカルト・・精神の実証性を唱えた。身体は精神の支配下にあり、機械的操作により操作される。
ロック・・連想心理学を提唱。人は生まれたときは白紙の状態、連想によって感覚と観念が結びつき、観念体系が形成される。