伊勢物語について

伊勢物語」について
(作者)
不明。業平の日記の類を後人が改作増補した可能性。
(成立)
古今和歌集成立(九〇五)の前後
(内容)
在原業平を想像させる男を主人公とし、その一代記を構成。
業平作の和歌を中心とした一二五段から成る
各段が独立した小話の性格。
(価値)
我が国最古の歌物語
文章は、素朴で閑雅
もののあはれ」の文学精神をいちはやく築いた。
日本文学史上における重要な青春文学