仏壇の位置について

○仏壇は、その家の先祖代々の霊位を位牌にして祀る家庭内の墓の遥拝所。東南か東向きになるようにすると説明されるが、諸説ある。
1西方浄土
西方浄土に向かって拝むために、西の位置に仏壇を置く(東向きにする)。あるいは、仏壇を東の位置に置き、仏壇の向きを西にして西方浄土に向ける。
2南面北座説
仏壇の背を北にして、南向きに置く。「天子は南面す」、「北極星に向かって拝むため」、「北に向かって拝めば先祖崇拝・子孫繁栄」などの考え方がある。
3本山中心説
拝む延長線上に、家の宗派の総本山がくるような位置に、仏壇を置くとする説。