国語と日本語
【国語と日本語】
国語・・それぞれの国において、国民一般が自国語として承認している言語。一国のうちにいくつかの言語が行われている場合、中心となっている民族の言語が国語として認められる。
※「国語は国民の慈母なり」(上田萬年『国語のため』)
日本語・・他の言語から見た場合の名称。国際化・学際化に伴い、使用されている名称。
【日本語研究】
(中世から現代へ)
歌学→国学(詠歌作法と注釈)→国語学→日本語学
(研究法)
実用的研究
文献学的研究
言語学的研究
【関連分野】
音声学・音響学・文字学・心理学・論理学
社会学・文献学・民俗学
【言語と音】
言語は「ラング(langue)」と「パロール(parole)」から成り立つ(ソシュール)
「ラング(langue)」・・材料である脳内の言語観念。社会的側面。
「パロール(parole)」・・行為と具体的に発音されて表現されたもの。個人的側面。
(参考)
橋本進吉と時枝誠記
ソシュールとパウル
チョムスキーとラネカー