血液型とおもり

血液型でみる相性

血液型による性格診断の第一人者といえば、能見正比古能見俊賢(二人とも故人)の親子がいます。データの組み合わせに批判もありますが、「血液型人間学」という視点で扱っているため、興味深い著作を残しています。相性についての記述で、「血液型のおもりの関係」と述べて次のようにまとめています。人間関係の上で、参考になると思いますので、示してみます。

     O
B  ⇔  A
AB

(おもりの関係)−『血液型・早引き便利張』(青春出版社)−
A型
おもり関係が働かないB型には、訳もわからず恐れ入ったり腹が立ったりする。一方おもりする側のO型のことは手に取るようにわかるし、AB型にはおもりされのびのび振舞う。
O型
O型はおもりしやすいB型や、共感部分の多い同じO型に関しては精神的にとてもラク。おもりにされるA型の気持ちはよみにくく、ハラハラ。ただし、行動面ではA型をリードする。
B型
B型はAB型にとって一番ラクな存在。仲間にAB型がいたら、彼女の相談相になってあげて、O型には上手におだて励まされ、いい気分。A型とは憧れと対立の刺激的な関係。
AB型
AB型はA型が心を開きやすい存在。B型からはおもりをされ、「彼女みたいになりたい」と憧れを抱くことも。O型とは表面的な行動は合わせやすいが、心の奥に踏み込まれて反発も。
※おもりというのは、相手の考えを受け止め、慰めたり、励ましたりして、精神的な支えになること。行動面(表面的)ではおもりされる側が安心して、リードして引っ張る関係になりやすい。