2009-06-10から1日間の記事一覧

「壬申の乱」と「現人神の思想」

おはようございます。日本歴史上、古代最大の戦乱といえば、壬申の乱(六七二年)です。この戦乱の意義は、天皇が絶対的な権力者(それまでは豪族の長としての性質が強かったのです)となり、天皇の神格化がはじまったことにあります。その戦乱を制した天武…

額田王の歌

額田王(ぬかたのおおきみ)は、『万葉集』第一期の女流歌人です。はじめ大海人皇子(後の天武天皇)に寵愛を受けて、十市皇女を生みましたが、後には天智天皇に愛されました。歌は優美で情熱的です。その歌からは、巫女的な性質を感じ取ることができます。…