2015-04-02から1日間の記事一覧

細江逸記『動詞叙法の研究』

細江逸記(1932)『動詞叙法の研究』篠崎書林 叙法については、ムードの種類として対立があるが、日本語の陳述論争・モダリティ論争以前に、叙法としての研究は、細江逸記がすでに『動詞叙法の研究』の中で、「indicative」を叙述内容を事実界のものとして述…

細江逸記『動詞時制の研究』

細江逸記(1931)『動詞時制の研究』篠崎書林 序の前の扉の箇所には、国学者である本居宣長の『玉勝間』を引用して、学問の心得を示しているのが特徴的である。また、序文には、細江逸記(1928)のころにまとめた論であることも示されてい。「扉」表 なすべ…