「笑い」の分析

「笑い」の分析
 占いと心理学とで、意見の分かれるものがあります。それは、「笑い」です。占いの世界では、「笑う門には福来たる」などと呼ばれていて、人相では大口を開けて声を出して笑うのがよいとされていますが、心理学のデータでは微笑の方がよいといわれています。つまり、「laugh(ラフ)」と「smile(スマイル)」では、「スマイル」の方が魅力的を感じるようなのです。「ラフ」の中でも「高笑い」は、人を攻撃する見下した侮蔑した印象を与えるようです。大声で笑うタイプの方は、高笑いになっていないか注意しましょう(特に躁病気質の方は注意です)。
 仏像はたいてい、「アルカイック・スマイル」ですね。赤ん坊をあやすときの、「慈眼」です。また、カリスマ的な東京都知事であった、美濃部亮吉氏は、「美濃部スマイル」と呼ばれていましたね。あのような微笑を心がけるとよいでしょうね。