花見の意味

「花見の意味」
 桜の花見をするとき、何を考えるでしょうか。私は、古代人の気持ちを思い起こします。つまり、山桜が咲いたとき、豊作を祈願する祭りを行った場面を思い浮かべます。
 分解すると、「さくら」は「さ」が「田んぼの神様」、「くら」が「神磐(かみくら)」となり、山桜が咲いたら、田んぼの神様にお祈りした場面が浮かびます。やはり、そう考えると、現在のヨメイソシノは花がつきすぎた品種改良した桜なので、雰囲気がでませんね。古代の人々の気持ちになるには、山桜をみるのが、王道でしょうね。