科学技術と人間

科学技術と人間
○科学技術の利用や安全性の決定には、一般の人々も参加すべきである。科学は「善悪」や「美」を判断する基準を持っていない。
○科学の進む方向をコントロールするために、「環境倫理」や「生命倫理」などの指針が必要だといわれている。二十世紀は、医学の進歩やコンピュータの発明によって、科学技術が人類に大きな恩恵をもたらすと同時に、核兵器の登場や自然破壊によって人類の滅亡につながる影響も与えた時代であった。
※自然環境や生命の複雑な仕組みを「複雑系」という。