続・姓名判断の流派
ブログの紹介の続きです。
【 樹門派(霊遺伝姓名学) 】
樹門幸宰氏が30年の年月をかけて完成させた姓名学で、親によってその名前を授かったのは偶然ではなく先祖の因縁などによって必然的にその名前になったという宿命論的な姓名学。天・人・地・外格の4格を単数変換する占法なのでこの点では桑野派の「内画法」に似ているが、この派独特の見方があって一見して簡単そうだが慣れないと複雑に感じてしまう。沢山の実例が示すように姓名鑑定で人物像を読む的中率はきっと高いのだろうが運命を変える力があるのかは不明。
【 河本派(発音式姓名判断) 】
河本静一朗という人が有名。画数を使わず名前の音で占う姓名判断で、この占術は既に4百年前の日本に存在してたのだという。音読みで見るので、例えば信長は「しんちょう」秀吉は「しゅうきち」と変換して鑑定する。全て音読みの姓名の人ならばともかく音読みに変換するということは発音通りではないのに何故「発音式姓名判断」と称するのか不明。画数と合わせて姓名の音でも見る姓名学派は熊 派をはじめ少なくないが、小峰一翁氏など姓名学の第一人者の方々は姓名の音そのもので見るのが正しいと主張している。確かに音読みに変換しないほうがよく当るし、なぜ音読みにしなければならないのか?その理屈が分からない。