法然の教え

法然(浄土宗の開祖)
比叡山で修行していた法然は、源信の教えに共鳴した。思索を深めた後、比叡山を下り、宗門を開くこととなった。
浄土門の選択
末法思想を前提に、自力修行である聖道門を退け、阿弥陀仏の力にすがる(他力本願)浄土門を選ぶ。
○専修念仏
ただひたすら念仏修行を行うこと。他の修行を捨て、念仏を唱えること。
※念仏・・阿弥陀仏を念じることであり、法然の念仏は、称名念仏で「南無阿弥陀仏」を唱えることである。「南無」とは、帰依することである。