バラモン教

バラモン教(古代ヒンドゥー教)の思想

インドに侵入したアーリア人によって、紀元前13世紀ごろからバラモン教が形成されていった。バラモン教聖典を『ヴェーダ』という。
ウパニシャッド哲学
ヴェーダのうち、バラモン教の根本部分である『ウパニシャッド』の中で説かれた世界観。
○輪廻
肉体が滅んでも魂は残り、生まれ変わるという思想。
○梵我一如
ブラフマンアートマンが一体化した状態。バラモン教の理想。輪廻から解脱できる境地。
梵我(ブラフマン)・・宇宙の原理
一如(アートマン)・・自我の実体
※梵我一如に到達するためには、苦行(断食や不眠など)や禁欲が必要。
カースト制度
聖職者でもあるバラモンを頂点とする、職業と結びついた身分制度