爪と健康について

爪についての記事を見つけました。
転載しますね。

爪でみるあなたの健康状態
爪の色 、つやを見れば、現在の健康状態がわかlります。ピンク色でつやがあれば、病気がよく
 なってきている証拠だからです。また、爪には過去数カ月間の健康状態の記録が残っています。

爪の表面 に縦のすじができることがありますが、これは年をとってくると表れてくるもので、病気
 というわけではありません。老化現象なのです。

しかし 、横じまができたり、横に波をうっているときは病気を考えなければなりません。深い溝が
 できるときは貧血などの血液の病気、糖尿病、亜鉛欠乏症などが疑われます。

色の変化 も診断に役立ちます。帯状に白く濁ればネフローゼ、黄褐色になれば手足のむくみを
 起こす病気の兆候、黒褐色は肝臓病、血管の病気、ホルモンの病気、薬の副作用などの疑いが
 あるといった具合です。 茶色 の縦じまは爪にできるほくろで、そのまま放置してよいものもあり
 ますが、急に色が濃くなるときはほくろのがんのこともありますので、注意が必要です。

マニキュア を塗っていると健康状態がわかりません。また、マニキュアを落とす除光液のため、
 爪の成分が溶けてはがれたり、割れたりすることもあります。爪の先端がはがれて白く濁る爪
 甲剥離症という病気のこともあります。

 爪は“健康を診る鏡”なのです。


● 爪はなぜ必要か?

爪っていったい何なんだろうか?
動物にとっては、ライオンには獲物を捕らえるためにするどい爪がある。
サルや、怠け者など木にしがみつく為にあるもの、馬には速く走るために硬い爪がついている。
人についているこの爪は、板状のカタチをして。指先にアル意味ちょこっとついている。

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◆ 人の爪の役割は

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●爪は指先を保護しているのである。
 指先を保護する 指先で物をつかむ時、指先に力を入れるが、爪が支えとなるために物がうまくつか
 める。もし、足指に爪がなかったら、歩く時にもつま先に力が入らず、うまく歩けないことになる。

● 細かい作業が可能
 爪があるおかげで物がつかめるため、細かな作業が可能。小さなものでも爪のおかげで力の入れ
 加減を調節することができるのだ。とくに、人の爪は扁平な板状で、このようないわゆる平爪は、
 高等霊長類以上に見られる特徴である。

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◆ 爪の成分.成長

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爪は硬いけれども骨や軟骨とは関係ない。骨はカルシウムからできているのに対し、 爪は毛髪と同様、
 もともと皮膚が変化してできたものです。皮膚の成分のタンパク質が角質化してケラチンという固い
 繊維タンパク質になっています。 このケラチンには、硫黄を含むシスチンというアミノ酸が多い「硬ケラ
 チン」と「軟ケラチン」の2種類があり、爪はこれらが入り組んでできています。ちなみに、皮膚の表面を
 覆っている角層は軟ケラチン、毛髪は硬ケラチンでできていますから、爪は毛髪と皮膚の中間の性質を
 持っているといえます。

爪は毎日成長しています。手の爪の場合、健康な人で1日に約0.1ミリずつ伸び、爪全体が生まれ変わ
 るのに約6ヶ月かかります。
 足の爪はもっと遅く、手の爪の2倍近くかかります。一般に大人より子供、女性より男性のほうがわずか
 に早く伸びるといわれています。また、季節的には新陳代謝が活発な夏が最も早く伸びるようです。
 同じ手でも中指が一番速く、小指が最も伸びが遅いようです。

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◆爪の構造はこうなっている

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爪は髪の毛と同様に、普段あまり注目したことがないかもしれないので、ここで爪の構造を見てみよう。
爪 甲 一般的に「爪」と呼んでいる、板状の硬い部分
爪廓、
後爪廓 爪甲の周りを囲んでいる皮膚。後甲廓は、根元の部分の上を覆っている皮膚
爪 母 爪甲をつくっている所
爪半月 付け根のほうにある乳白色の三日月の部
爪上皮 甘皮のこと。爪甲の上に伸びている半透明の角質
爪下皮 爪が伸びてくると指より先に不透明な部分があり、その裏側の角質で覆われている部分

                  • 爪で見る健康早見表---------- ●爪の色

01、赤っぽい爪 光沢のありすぎる爪
 あまりみかけない爪ですが、この爪の持ち主は甲状腺の機能が旺盛で
 ある場合が多いです。

赤すぎる爪
 多血質や赤血球の増える病気が考えられます。肥えた人に多いのです
 が、脳溢血や心臓疾患に注意しなければならない場合が多いです。

紫色の入った暗ピンクな爪
 静脈の血流循環に何らかの障害を起こしてる事が考えられます。
 (おけつ)

爪床に点状の出血点がある
 心臓内膜炎などの場合多く見られます。

02、白っぽい爪 白っぽい爪
  一般的には貧血が考えられますが、腎臓病の場合にも多く見られます。

白色の斑点がある爪
 過労による神経衰弱の場合が多いです。

白濁した爪
 これは最も注意を要する爪です。

 慢性肝炎・肝硬変・肝臓ガン(原発性)・腎臓病などの病気では、白濁し
 た爪になる場合が多く見られます。

爪床の色が悪く、白っぽく見える爪
 低タンパク血症・極度の貧血・肝硬変などの場合に多く見られます。

03、黒っぽい爪 爪床に黒褐色の斑点がある
 悪性の強い黒色腫が心配されます。

10本の指、全てが黒くなる
 色素を作るホルモンが増加したことが考えられます。
病気としてはアジソン病や副腎皮質の病気などが考えられます。
血液の中の鉄分が多くなる肝性ボルフィリン症が心配されます。
ワイン(鉄の含有量が多い)愛好家に爪が少し黒くなる人がありますが、病的ではありません。
長年の間に重金属が身体に蓄積されて、爪が黒くなることもあります。
1本だけ黒くなる
 何か身体に異変が起こったことが考えられます。多くの場合精密検査が
 必要です。

爪の下のホクロ
 爪の下にホクロができ、爪が伸びると共にそのホクロが線となって変化する時は、精密検
 査が必要な場合が多いです。


    (淡黒い爪) 血液循環が悪くなり、脳充血を起こしている場合に多く見られます。

2,3mm程度の幅で横又は縦に帯状に入った黒又はこげ茶の爪
 アジソン氏病などが考えられますが、この爪の色は、多くの場合副腎機能
 の減退によって引き起こされます。

褐色又は黒色の斑点
 大部分は慢性の便秘症ですが、非常に虚弱で神経質な人にも見られる場
 合があります。

04、黄色っぽい爪 胆汁分泌障害が考えられます。

爪が黄色くなるのは爪の下の指先がむくんで血液の流れが悪くなっていることが考えられますので、心臓病や肺の病気などが心配されます。

心臓・肺の病歴を持っている人の爪はバチ状になることが多いです。


05、青っぽい爪 非常に稀な爪ですが、心臓と肝臓の障害が心配されます。

血液循環不良と血液量の乏しいことなどが考えられます。

06、半月が爪の1/3以上出ている爪 脳溢血を起こすことが心配されます。

07、どの爪にも半月が出ていない爪 脳梗塞などが心配されます。

●爪の形

1、小さい爪 身体のスリムな色の白い女性に多く見受けられます。
2、短い爪 縦4、横3が爪の標準ですが、短い爪とは縦(3)、横(4)の爪です。

この爪を持つ人の性格は頑固なことが多く、心臓を痛めやすいです。

自律神経失調症になりやすく、ノイローゼにかかりやすい人に多く見られます。

3、肥大した爪
脾臓の機能が高まってることが考えられます。

知覚マヒを起こしやすい人に多く見られます。
4、長い爪 長い爪は肺と肝臓の病気が疑われますが、
縦の長すぎる爪は、肝臓の機能が高まって肺が弱っている場合に多く見られます。

長い爪は肺と肝臓の病気が疑われますが、
縦の長すぎる爪は、肝臓の機能が高まって肺が弱っている場合に多く見られます。


5、扇形の爪 肝臓病や黄疸などにかかりやすい爪です。
脳軟化症に侵されやすい場合もあります。
皮膚が体質的に弱い人に多く見られます。

6、ラグビーボール形の爪 動脈硬化になりやすい人に多く見られます。

脊髄の病気に侵されやすい人に多く見られます。

7、三角形の爪
この爪の持ち主は、芸術家によく見受けます。

芸術家の名の通り、神経が極めて敏感な人が多いです。

 脳脊髄の病気や中風などにかかりやすい人も三角爪をしています。
8、半円形の爪 腎臓の機能が生まれながらに弱い人や、後天的に弱くなった人にこの半円の爪が多くみられます。


9、半円から円筒への爪 半円は腎臓系の機能不全に多く見られます。

筒のような爪になってくると、癌化体質へと移行して行く場合があります。
10、両側の激しく下隆した爪
癌の前駆兆候の場合があります。


11、太鼓のバチ状の爪
血液の循環障害があると、多くの場合ついには爪はバチ状になります。

心臓病・肝臓ガン・肺ガンなどの大病が隠されている場合があります。
12、スプーン形の爪 肺の弱い方に多く見られるのがスプーン爪です。

咽喉・鼻孔・気管支が弱い方に多く見られます。

13、上向きにそりがそり返り爪 十二指腸潰瘍・胃の手術後の変化・慢性下痢・十二指腸の寄生などが考えられます。

脊髄の疾患が考えられます。
一般的には、消耗性疾患や貧血の場合が多いです。
14、タカのくちばし形の爪

糖尿病などが心配されます。

15、薄く平らの短い爪
     (指先が太い) 肝臓病にかかりやすい人に多く見られます。 16、人差指が異常に大きい爪 肝臓病や肺結核にかかりやすい人に多く見られます
17、薄い爪 常にマニキュアをしている人は、健康であっても爪は薄くなります。

病的なものとしては、貧血や栄養障害などが考えられます。 18、平べったい普通の爪 咽喉の疾患に冒されやすく、首の部位のリンパが腫れやすく、すぐ熱を出す体質の人に多く見られます。


●爪の変化

21、縦線がたくさん有る爪 年を経るに従って、はっきり見えてくるのが爪の縦筋です。

年齢と共に胃腸の働きが衰え、吸収力が劣ってきた事を意味します。

病的なものではなく、誰もが通る老化の道標といえます。

爪に縦筋が多く入り折れやすくなってくる場合は、胃腸病などが心配されます。

ブツブツした爪で縦筋も多い場合は、呼吸器疾患などが心配されます。


22、転々の凹凸が多い爪 乾癬(かんせん)などの皮膚病にかかりやすい人に多く見られます。


23、ごつごつした爪 性病にかかると、この爪になることが多いです。

24、横に溝が有る爪 手術後や熱性の疾患で栄養状態が悪くなってくると生じる場合が多いです。
病的には糖尿病か腎臓病が心配されます。
円形脱毛症の場合もこの爪になることが多く、重度では爪が凹みます。

親指だけの横状の溝
  現在の精神状態が良くないことを示しています。

人差し指だけに見られる横状の溝
  慢性化した皮膚湿疹の人に多く見られます。

中指だけに見られる横状の溝
  尿酸の排泄が良くないことが考えられます。

薬指だけに見られる横状の溝
  眼病・気管支炎にかかりやすい人です。

小指だけに見られる横状の溝
  神経痛にかかりやすい人といえます。
25、親指だけに縦筋が多い爪
体液がアルカリ性か酸性かに大きく傾きだしていることが考えられます。
26、はがれていく爪
爪床(そうしょう)から爪甲(そうこう)が自然にはがれる。

一般的には水虫の場合が多いですが、病気としては甲状腺機能障害が心配されます。

糖尿病や腎臓病などの場合も多く見られます。

●爪の病気

1)爪白癬

爪のトラブルで最も多いのが爪白癬(爪水虫)です。
健康な爪はピンク色をしていますが、爪白癬になると白く濁ってやがて厚く、もろくなります。若い人より中高年に多く、女性より男性に多いのが特徴です。爪白癬の正体は、白癬菌というカビの一種ですが、そのエサになるのがケラチンです。爪の主成分はケラチンですから、白癬菌にとって爪は格好の住みかとなるのです。爪白癬をほおっておくと病状が進行し、、爪がボロボロになってしまいます。内服薬と外用剤で治療を続ければ完治しますから、早めの受診をおすすめします。

2)爪囲炎

爪の周囲のトラブルも、カビや細菌、ウィルスなどによる感染症がほとんどです。特に多いのがひょうそと呼ばれるものです。これは、小さな傷などから化膿菌(黄色ブドウ球菌など)が入り、そこが赤くはれてズキズキと強い痛みを伴います。化膿していれば切開して膿を出し、抗生剤の内服と外用剤で治療します。カンジダというカビによって起こる炎症もあります。これはジメジメしたところを好むカビなので、水仕事をする主婦や美容師、看護婦などの指先によく見られます。爪の周囲は赤くはれますが、痛みは強くありません。爪の周りに炎症がある場合は、常に手を清潔にし、乾かしておくことが大切です。水仕事が終ったら手をよく洗い、指の間、爪のすき間までしっかり水気をふき取り、外用剤を塗ります。ゴム手袋を使うと患部が蒸れて、かえって悪化させることになりますから、ゴム手袋の下に木綿の手袋をするなどの工夫が必要です。

3)爪甲剥離症

爪が爪床から離れてしまうもので、剥離した部分は黄色や白色に変化します。楽器の演奏などで指先を激しく使ったり、水仕事をしすぎたりというのが原因です。洗剤やシャンプーに含まれる化学物質なども原因の一つです。指先を休ませ、水仕事の後はできるだけ手指を乾燥させましょう。

4)陥入爪

足の親指に起こりやすく、爪の先端の両側がその周囲にある皮膚に食い込んで傷つけるため、かなりの痛みを伴います。化膿や出血を繰り返すため、痛みで歩けなくなることも少なくありません。陥入爪の原因の一つは深爪です。深爪をした状態で足の親指強い力が加わると、爪の両側が凶器に変わるというわけです。爪を切るときは、指先より1ミリくらい長めにしておくと良いでしょう。

5)巻き爪

巻き爪の原因は、陥入爪と反対で、爪が長いときに爪甲が靴の両側から押されて先端が湾曲し、爪床の皮膚を挟んだり、食い込んだりするために起こります。こちらも歩くのが困難になるほどの痛みを伴うことがあります。巻き爪を治すためには、曲がっている爪を切り、靴は先端の丸いゆったりしたものに替えることです。ただし、一時的に症状が良くなっても再発することもあります。このような場合には爪甲の一部を切り取って人工爪(つけ爪)を作り、爪の湾曲を徐々に小さくしていくと効果があります。

●爪もみ療法
まずもむのは、手の指の爪の生えぎわの角です。あまり厳密な位置にこだわる必要はありませ ん。また基本的に、両手の親指、人さし指、中指、小指の 4本の指をもみます。これらの指の爪の生えぎわをよくもむと、顆粒球をへらし、リンパ球をふやして、副交感神経が優位になり、血 行が促進されます。ただし、薬指は交感神経を刺激してしまうので、特別な場合以外は使いません。
親指は肺などの呼吸器、人さし指は心臓や腎臓などの循環器に効果があります。病気・症状別 に分けると、次のようになります。

親指(呼吸器)
  アトピー性皮膚炎、せき、ぜんそく、難聴、耳鳴り、リウマチ、ガンなど

人さし指(消化器)
  胃・十二指腸潰瘍、胃弱など

小指(循環器)
脳梗塞、ボケ、物忘れ、不眠、高血圧、糖尿病、肩こり、腰痛、手の痛み、動悸、頭痛、腎臓病、バーチャー病、手足のしびれ、肥満、肝炎、更年期障害、顔面神経痛、目の病気など

中指の効果は、具体的にはわかっていませんが、これらの指といっしょに刺激すると効果が高まるとわかったので、最近はよく使っています。
 たとえば、胃の調子が悪いという場合、親指、人さし指、中指、小指の4本の指をそれぞれ刺激しますが(薬指は使わない)、とりわけ消化器に効果のある人さし指の爪の生えぎわを念入りにもみます。

爪の生えぎわの角は、指の両側にあります。私は親指の外側から1・2(親指)、3・4(人さし 指)、5・6(中指)、7・8(薬指)、9・10(小指)と番号をつけています。刺激するときは、反 対側の手の親指と人さし指で爪の生えぎわを両側からつまんで(親指なら1・2を同時 に)、そのまま押しもみします。1本の指を、10秒ずつもみます。念入りに刺激する指 は、20秒ずつもんでください。以上、両手の親指、人さし指、中指、小指をひととおり刺激するのを、1日に2〜3度行うといいでしょう。原則として、子供も大人と同じようにやってもかまいません。

刺激するときは、指の先端で痛いくらいに押しもみしてください。軽い刺激では効果がありません。あまり強すぎてもいけませんが、少し痛いというくらいにもむのがいいのです。出血するほど、強く刺激してはいけません。爪もみ療法をすると、その日のうちに効果が出てくる人もいます。しかし、それで安心せず、じっくりと治すつもりで刺激を続けましょう。人によっては、刺激すると症状が一時的に悪化する場合があります。このとき爪もみ療法をやめると、元に戻ってしまします。根気よく続けていると、1ヶ月ほどで、みるみると症状が改善していくのがわかるはずです。なお、とくに下半身の症状を改善したい場合は、手の指に加えて、足の指をもんでください。やり方は、手の指の場合を同様です。手の親指は足の第一指、手の人さし指は足の第二指、 手の中指は足の第三指、手の小指は足の第五指に対応します。手の薬指に対応する足の第四指も、手の場合と同様に、使いません。これらの足の爪の生えぎわを、少し強めに手の指でつまんでもみましょう。

爪のツボ
頭痛⇒
(少商:しょうしょう) 親指の外側の爪の生え際の角から2ミリくらい下がったところ。
頭痛が起きたら、また、頭痛が起こりそうな気配のときすぐにおこなう。
肩こり⇒
(商陽:しょうよう) 人差し指の爪の生え際(親指側)の角から2ミリくらい斜めに下がったところ。
1日2回リラックスしているときにおこなう。
不眠症
(中衝:ちゅうしょう) 中指の生え際(人差し指側)の角から2ミリくらい斜めに下がったところ。
1日1回、夜寝る前におこなう。
耳鳴り⇒
(関衝:かんしょう) 薬指の爪の生え際(小指側)の角から2ミリくらい斜めに下がったところ。
耳鳴がおこったときにおこなう。
高血圧
(少衝:しょうしょう) 小指の生え際(薬指側)の角から2ミリくらい斜めに下がったところ。
1日1回、夕食後か入浴後におこなう。
動悸、息切れ
(少沢:しょうたく) 手の甲側で小指を正面に見て爪の生え際の外側の角から2ミリくらい斜めに下がったところ。動悸や息切れを感じた時におこなう。

●爪の手入れ方法
・爪の切り方

爪にも切り方があります。切り時は、手の平から指先を見て、爪が見えていれば切り時です。切る時も、手の平から指先を見て、見えるか見えないかが一番、これ以上は切り過ぎといえまではなぜか、爪は指先に力が加わった時にさせる働きがあり、ことを考えて、指先を固いものに押し付け、爪が指の肉よりはみ出した分だけ切るのが正解、深爪は本来の働きを損ないます。

切り方は、爪に負担をかけないように数回にわけて細かく。その際、爪の角は肉からはみ出る部分で残しておくことつまり両端は、少し伸ばし気味の角刈りがベストなのです。いままで、丸く切っていた人で、角が気になる気になる人はヤスリで、軽く丸くすると良いでしょう。つまり、角を落とさないのが健康を考えた切り方なのである。

・爪を健康にする食事栄養素
爪は、皮膚の一部であり、主成分のケラチンというタンパク質をバランス良く、しっかり摂ることが重要です。特に注目したいのは、コラーゲン(タンパク質)。
爪が割れやすい、欠けるなどのトラブルは、栄養が不足していたり、血流が悪く栄養がゆきとどかない時、爪に水分が貯めにくくなり、乾燥して起こりやすくなります。コラーゲンとは、タンパク質のなかでも、細胞と細胞の間をうめる細胞間物質(結合組織)で、皮膚内部に水分を貯える役目を果たし、皮膚に張りをもたせます。
皮膚の一部である爪がうまれるところに水分がたくさんあると、乾燥によるあらゆるトラブルをさけることもでき、みずみずしい健康な爪ができあがります。
コラーゲンは、魚や肉のよく動かされる部位、具体的には、魚の頭や尾の部分、鶏の手羽先、豚足、牛すね(すじ)肉などに多く含まれています。

<爪によい食品>
亜鉛 皮膚の新陳代謝をよくする。 カキ・うなぎ・たらこ
・カボチャの種など
ビタミンB2 タンパク質の代謝をよくする。 さば・さんま・いわし・牛乳
・うなぎ・玄米など。
ビタミンB6 ケラチンの生成に関与している。
体内に入ってきた食べ物のタンパク質を体の元となるタンパク質へと組み替える。
(組立てビタミン) 鮭・青魚・ゴマ・納豆
・ジャガイモなど。
ビタミンC コラーゲンの生成を促進する。 柑橘類 (イチゴ、キウイ)
・野菜( ブロッコリー)など。