八正道

「チャクラと仏教」

 

こんにちは。

みなさんは、チャクラに興味はありますか?

チャクラの活性化としては、いろいろな方法がありますが、日常生活の方法で、行う方法があります。それが、釈迦の八正道です。

仏陀の説いた八正道という修行方法があります。これは、体を酷使うるものとは異なり、心を高めることを説いたものです。これら八つのことを日々、チェックして生きていくことを勧めたものです。これらを日常生活のチェック項目として活用すると、人生を改善する方法論を絶えず探り、その状態の持続が、能力開発の最高のテクニックとなります。

肉体の修行ではなく、心の修行が最高のものであることを釈迦はといていますね。以下に示してみますので、参考にしてみてくださいね。

 

 

1正見(しょうけん)

ものの見方。正しい見解。現実の実相を正しく認識すること。

ものの見方は、ものの感じ方と考えてもよいもので、見識ととらえられます。ものの見方が改善して、よい情報を得ることができれば、見る行為が生きるエネルギーを生み出します。見ることを通じて、エネルギーが得られるような新しい工夫をすることが大事でしょう。

2正思(しょうし)

思考の仕方。正しい思惟。正しい思考を働かせること。

思考とは、知識や体験から意味と価値のある情報を探り出す作業です。自分の思考が委縮していないか、固定化していないか、方向性がズレていないかをチェックすることが必要です。思考とは情報に役割を与えることです。思考のない人生は、つまらないと言っても過言ではありません。

3正語(しょうご)

言葉の使い方。正しい表現・ことば。正しいことばを用い、嘘や悪口を言わないこと。

言葉は、心の内部では思考の道具であり、生活の場では人とのコミュニケーションの道具です。適切なニュアンスで、その場で即応した用い方をしているか、じっくり反省してみるとよいでしょう。

明るく、力強く、調和した響きを持ち、肯定的で前向きな暗示を持つ言葉を用いるようにしましょう。

4正業(しょうごう)

行動の仕方。正しい行為。道徳的に望ましい行動をすること。

よい行動とは、その行動によって、次の行動もパワー・アップできるものをいいます。そのためには、世の中の役に立つ仕事をすることが重要です。

5正命(しょうみょう)

生活の仕方。正しい生活。実生活のうえに正見を正しくあらわすこと。

生活の状態、生活のパターンは、人生のもっとも端的な表現です。日々の生活の内容が委縮していないか、不十分なレベルで固定していないか、生活のパターンが理想とする在り方からズレていないかを自問してみましょう。無数の可能性の中から、自分も周囲も、ともにパワー・アップできるような生活様式を選びとっていきましょう。

6正精進(しょうしょうじん)

努力の仕方。正しい努力。現想実現のために勇気をもって正しく努力すること。

努力について反省するには、「そもそも努力をしていないのではないか」「努力の内容が工夫に乏しく固定しているのではないか」「最適な努力の仕方からズレていないか」という三種類の自問自答をしてみましょう。不適切な努力は自分を消耗させます。反対に、適切な努力は自分を向上させ、パワーを増強させるものです。

7正念(しょうねん)

想念の持ち方。正しい想念。正見をつねに心にとどめて自覚を失わないこと。

想念とは、心の中のさまざまな「思い」を総称したものです。想念についての反省としては、「そもそもきちんと願望を抱いていないのではないか」「願望が固定し硬化していないか」「望ましい在り方からズレてはいないか」ととらえることが重要です。適切な目標を設定して、それに到達したいと念じ続けると、無意識の心の領域が始動して、最小の努力で最短コースを選びながら願望を達成できるパワーが生まれるのです。

8正定(しょうじょう)

瞑想の仕方。正しい瞑想。瞑想によって心を正しく集中・統一すること。

思考は心の表層の働きであるのに対して、瞑想は心の深層を操作する技術です。そのため、瞑想では感情や情緒の動きも制御します。瞑想によって生まれる静かで安定した心の状態を禅定といいます。禅定から生まれるパワーを古人は「禅定力」と呼びました。それは心の深層が調和し、安定したところから立ち上がる強大なパワーとなります。