ユングの類型論

ユングの類型論
ユングは、大きく人間の性格を内向型と外向型に分類し、さらに誰でも心には4つの機能があるとし、その4つの機能類型の中で一番、発達している部分を優越機能と呼び、星座との対応を考えました。そして、それらを組み合わせ8つのタイプにしました。この分類は固定化されたものではなく、周囲と環境によって機能の配置転換が行われるとし、「個性化の過程」と呼びました。

ユングの内向型・外向型)
内向型・・心のエネルギーは自分の内面に向かう。自分はどう思うかが基準。他人の意見に批判的。
外向型・・周囲や現実に向かう。他人がどう思うかが基準。他人の意見に迎合的。

ユングによる心の四つの機能)
直感型―火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)に対応
衝動的・情熱的・行動力・冒険心・理想・・ものごとの隠れた可能性に気づく
感覚型―地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)に対応
現実・物質・・五感を通してとらえる
思考型―風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)に対応
変化の激しさ・コミュニケーション・・分析的・論理的にとらえる
感情型―水の星座(蟹座・蠍座魚座)に対応
静か・情にもろい・好き嫌いが激しい・・好き嫌いでとらえる