氷川信仰

(氷川信仰)
大宮(大いなる宮)の氷川神社が本社で武蔵の国の一の宮であり、川越氷川神社赤坂氷川神社など、分社が270ほどあるといわれている。神社名も、近くを流れる暴れ川の荒川を、ヤマタノオロチを象徴する暴れ川・出雲のヒカワ(斐伊川)に見立てたものである。
出雲族のエタモヒノミコト(兄多毛比命)が朝命によって、2400年前、武蔵国造となって氷川神社を奉崇し、善政を敷いたことから格式が高くなったといわれている。ヤマトタケルノミコトが戦勝祈願したともいわれている。源頼朝徳川家康などの崇拝を受けた。スサノヲ信仰の一種であるが、独自の路線をとっている。