日本語の基本文型

日本語の基本文型
1.日本語の構造・・述語中心
a.学校文法・・主語と述語に修飾語を加える。
(例)
太郎が 食堂で 友達と そばを 食べた。
主語  修飾語 修飾語 修飾語 述語
b.日本語記述文法・・述語を中心に複数の成分から成立すると考える。
(例)
太郎が 食堂で 友達と そばを 食べた。
成分1 成分2 成分3  成分4 述語

2.日本語の述語文
a.動詞文(動詞述語文)
(例)父親が書斎で本を読む。
b.形容詞文(形容詞述語文)
(例)海がとても静かだ。
c.名詞文(名詞述語文)
(例)あの人が英国人だ。

3.日本語の主な文型(必須成分+述語)
1−が 名詞だ。     太郎は独身だ。
2−が イ形容詞。    その内容はつまらない。
3−が−に イ形容詞。  太郎にはその姿がにつかわしい。
4−が ナ形容詞。    その色は鮮やかだ。
5−が−に ナ形容詞。  太郎は学業に熱心だ。
6−が 動詞。      太郎が暴れた。
7−が−を 動詞。    太郎が花子を助けた。
8−が−に 動詞。    父親がその意見に反対した。
9−が−と 動詞。    太郎が花子と結婚した。
10−が−を−に 動詞。 太郎が花子を両親に紹介した。