四字熟語1-40
現代文重要語 一
〇カタカナの部分を漢字に直してみよ。
(一)
広島・長崎は、原爆投下で(アビキョウカン)の様となった。
(二)
父親たちは(イクドウオン)に疲労を訴えている。
(三)
芥川龍之介は『今昔物語集』を(カンコツダッタイ)して用いた。
(四)
(キキイッパツ)のところで、武力衝突を避けた。
(五)
政治家というのは(コウガンムチ)でないとつとまらない職業なのか。
(六)
(シンタイハップ)は、肉体的遺伝によって親から受け継いでいる。
(七)
恩を仇で返すような奴は(ジンメンジュウシン)の輩だ。
(解答)
(一)阿鼻叫喚 (二)異口同音 (三)換骨奪胎
(四)危機一髪 (五)厚顔無恥 (六)身体髪膚 (七)人面獣心
現代文重要語 二
〇カタカナの部分を漢字に直してみよ。
(八)
他の人の意見が揺れ動く中で、彼女は(テットウテツビ)反対を唱えた。
(九)
尾羽打ち枯らし(トシュクウケン)で移民した人が向こうで成功した。
(十)
学問研究のために(フンコツサイシン)の努力を続ける。
(十一)
先方の怒りは激しく(ヘイシンテイトウ)して謝っても受け入れられない。
(十二)
芸人の巧みな話術に観客は(ホウフクゼットウ)した。
(十三)
誰でも伸び盛りの頃には(イキショウテン)の勢いがあるものだ。
(解答)
(八)徹頭徹尾 (九)徒手空拳 (十)粉骨砕身
(十一)平身低頭 (十二)抱腹絶倒 (十三)意気衝天
現代文重要語 三
〇カタカナの部分を漢字に直してみよ。
(十四)
日本人は(イシンデンシン)をよしとするが、外国人にはそれでは通じない。
(十五)
運の巡りの悪い時期には(インニンジチョウ)することが大事である。
(十六)
事に当たってあまり(ウコサベン)する人間は信用されない。
(十七)
古典を習う意味は、学問や人生に必要な(オンコチシン)のためである。
(十八)
昔の道徳的な読み物は(カンゼンチョウアク)を売り物にしていた。
(十九)
その評論家は、(キソウテンガイ)な発想によって世の中をリードしてきた。
(二十)
一般に東洋人は精油人に比べて、(キドアイラク)を顔に出さない。
(解答)
(十四)以心伝心 (十五)隠忍自重 (十六)右顧左眄
(十七)温故知新 (十八)勧善懲悪 (十九)奇想天外 (二十)喜怒哀楽
現代文重要語 四
〇カタカナの部分を漢字に直してみよ。
(二十一)
ちょっとした失敗をしただけなのに、(コダイモウソウ)に陥って嘆いている。
(二十二)
情報社会で最も重要なのは、情報の(シュシャセンタク)である。
(二十三)
曲がり角にきたときに(シンキイッテン)できるかどうかが問題だ。
(二十四)
中原中也は、泥酔しては(ゼンゴフカク)の状態になって暴れたらしい。
(二十五)
キリスト教の神は唯一絶対であり、(ゼンチゼンノウ)であるとされる。
(二十六)
老後を無事に過ごそうとするなら(センユウコウラク)の精神を持つことだ。
(解答)
(二十一)誇大妄想 (二十二)取捨選択 (二十三)心機一転
(二十四)前後不覚 (二十五)全知全能 (二十六)先憂後楽
現代文重要語 五
〇カタカナの部分を漢字に直してみよ。
(二十七)
行動派と呼ばれる人には(チョクジョウケイコウ)型が多い。
(二十八)
修行者には、(チンシモッコウ)して雑念を払える資質が必要である。
(二十九)
江戸時代の学問は、自分で考えるよりも(ハクランキョウキ)を要した。
(三十)
祖父の話しは眉唾ものが多く、いつも(ハンシンハンギ)で聞いていた。
(三十一)
打ち込んだデータが全部消えてしまって(ボウゼンジシツ)の様になった。
(三十二)
釈迦は、(ムチモウマイ)であることがすべての苦しみのもとであると説いた。
(三十三)
あの男は慎重なのかと思ったら、(ユウジュウフダン)であるだけだった。
(解答)
(二十七)直情径行 (二十八)沈思黙考 (二十九)博覧強記
(三十)半信半疑 (三十一)茫然自失 (三十二)無知蒙昧 (三十三)優柔不断
現代文重要語 六
〇カタカナの部分を漢字に直してみよ。
(三十四)
仏教では、何事も偶然ということはなく、(インガオウホウ)だと説く。
(三十五)
『平家物語』は、平家の(エイコセイスイ)を綴ったものである。
(三十六)
ともにいる人間にも必ず別れがある。(エシャジョウリ)である。
(三十七)
物の本質などというけれども、(シキソクゼクウ)でそんなものはない。
(三十八)
何事でも(ジゴウジトク)で、行為の結果は身にかえってくる。
(三十九)
死に行く身には、鐘の音が(ジャクメツイラク)と響く。
(四十)
『平家物語』冒頭、「祇園精舎の鐘の声、(ショギョウムジョウ)の響きあり」。
(解答)
(三十四)因果応報 (三十五)栄枯盛衰 (三十六)会者定離
(三十七)色即是空 (三十八)自業自得 (三十九)寂滅為楽 (四十)諸行無常