七福神の意味と福利

謹賀新年
本年もよろしくお願い申し上げます。
正月なので、「七福神」についてまとめてみます。

七福神の意味と福利」
1恵比寿天
唯一の日本の神で、イザナギイザナミの第三子です。幼少から足が弱くて船で流され、漂着した浜の漁民に祭られて、信仰がはじまったといわれています。左手に鯛、右手に釣竿を持つ漁業・商売繁盛の神です。
2大黒天
インドのシバ神で、大国主命神仏習合され、大地を掌握する農業神となりました。頭に頭巾、左肩に袋、右手に福槌を持ち、米俵に座る姿もある財宝・福徳開運の神です。
3毘沙門天
仏教四天王の一仏で多聞天とも呼ばれています。戦いの神で、武人の装束をまとい、右手に棒、左手に宝塔を持っています。学業・方位除け・開運の神です。
4弁財天
もともとは、インド河の神で、七福神の中で唯一の女神です。河の音が音楽を奏でるようだと琵琶を弾く姿であらわされました。芸術・知恵・福徳・家内和合の神です。
5福禄寿
福は幸福、禄は身分、寿は寿命です。これらを備えた中国・道教の長寿神です。南極星の化身といわれた千歳を超える仙人です。左手に宝珠、右手に巻物をくくりつけた杖を持つ、長寿・幸福・人望の神です。
6寿老人
福禄寿と同様に星の化身といわれ、背は低く長いひげ、長寿を象徴する従者の鹿を伴い、巻物をくくりつけた杖を持ち、うちわで難をはらう福徳・長寿の神です。
7布袋尊
中国に実在した禅僧とされ、吉凶や天候などを占ったことから弥勒菩薩の化身ともいわれています。膨れた腹で笑顔を絶やす大きな袋を抱えて旅をしました。夫婦円満・金運の神です。