自我とは

自我について
○フロイトのとらえた自我
エス・スーパーエゴ・エゴの三つの部分から人格が創り上げられると考えた。エスは性欲を根源としたエネルギーであるリビドーが宿るところで、快楽原則で支配される。自我は暴れ馬のようなリビドーをコントロールして現実に適応している。スーパーエゴは、自我を検閲する。最終的に、自我を強くすることを主張した。
1エス
無意識で快楽原則に支配される。
2スーパーエゴ（超自我）
幼いころから培われた道徳心など。自我の検閲者としての良心。多くの場合は、無意識。
3エゴ（意識的な自我）
エスを統御する。無意識の部分を持つ。
○ユングのとらえた無意識
1個人的無意識
個人の経験に基づく無意識
2集合的無意識
人類が太古から重ねてきた経験に起源を持つ無意識。人類が共通に持つ、感じ方のパターンである「元型」をパーツとする。