貞門の俳諧

○貞門の俳諧
(特徴)
一 縁語や掛詞による言語遊戯を主とした。
二 規則は連歌の式目を簡略にしたのを用いた。
(作者)
松永貞徳・安原貞室・松江重頼・北村季吟など。
(著作)
新増(しんぞう)犬(いぬ)筑波集(つくばしゅう)・・句集。松永貞徳。上巻を「油(あぶら)糟(かす)」、下巻を「淀川(よどがわ)」と呼ぶ。
御傘(ごさん)・・松永貞徳。俳諧の式目を述べたもの。