三大予備校の国語の参考書

「三大予備校の国語の参考書」
 予備校の出版している学習参考書には、癖があります。国語の場合だと、代々木ライブラリーの参考書は東日本の大学をターゲットをした参考書ですし、河合出版の参考書は西日本をターゲットとした参考書という印象を受けます。駿台文庫は難関国立大学の記述の印象を受けます。
 西日本の国語は、全般的に古典が細かい問題が多いので、河合出版の参考書を使ったほうが効果的な場合もよいようです。私の尊敬する山本康裕先生は、関西の大学や難関大学をターゲットにした『実践トレーニング古文単語600』(中央図書)という名著をお書きになりました。山本先生は、私とは年齢は違いますが、師匠が一緒だったりしています。今でも塾などの教壇にお立ちになっているようです。